行政
中小企業のカーボンニュートラル実現へ繊研,〔21・10・19(2)〕

独立行政法人中小企業基盤整備機構は、10月19日からカーボンニュートラル実現に取り組む中小企業・小規模事業者向けのオンライン相談窓口を開設する。同時に中小企業ビジネス支援サイト「J・Net21」のSDGsに関する特設ページで、中小・小規模事業者へ「カーボンニュートラル実現にむけたチェックシート」を掲載する。

素材
体型に応じフィットが変化 繊研,〔21・10・1(4)〕

米ライクラ・カンパニーは、着用者の体型に合わせてフィットを変化させられる新素材「ライクラADAPTIVファイバー」を開発した。ADAPTIVファイバーを使用した衣服は、着用者が静止しているときにはポリマーが収縮・保持し、適切なフィット感やシルエット、コントロールを維持する。着用者が動いているときにはポリマーが弾性を適応させ、運動時の快適性を高める。フリーサイズの衣服に適しており、多様なサイズを1着でカバーできるのも大きな利点という。

加工
抗ウイルス加工の新技術繊維ニュース,〔21・10・13(7)〕

日華化学は、大幅な性能向上とともにさまざまな素材に対して高い耐洗濯性を実現した新しい抗ウイルス加工処方を開発した。新たに開発した抗ウイルス加工処方は①さまざまな素材でISO/JIS基準の耐洗濯性をクリア、②安全性が高く、皮膚刺激性は従来技術の約5分の1、③従来技術に比べて約7倍の抗ウイルス性、④染色加工場の排水処理負荷を低減、などの特徴を持つ。

流通
障害・病気ある子の服 多様に 読売,〔21・10・6(13)〕

障害や病気がある子ども向けの服や肌着が多様化している。かわいらしいデザインのものや幅広いサイズ、手頃な値段の商品も登場。保護者が商品開発に携わり、着替えやすい工夫が施されているものも好評だ。

アパレル
スタイリストが不良在庫をよみがえらせ る 繊研,〔21・9・27(1)〕

縫製工場が深刻な労働力不足に苦しんでいる。コロナ禍で母国に戻れなかった実習生が相次いで帰国し、「縫製現場では受注しても、縫うキャパシティーがない」と声が上がる。政府による入国制限がいつ解かれるか見通せない中、日に日に現場の疲労感が増しており「来年には実習生がゼロになる」と危機感を募らせる。今のままでは受注が回復したとしても、納期通りの生産は難しいという。

アパレル
コスト高、工場ひっぱく-問われる中国 での物作り繊研,〔21・10・5(1)〕

中国で縫製工場のキャパシティー不足が浮上し、製品OEM・ODMを担う日系商社は納期や価格に頭を悩ませている。世界的な原材料費や人件費、物流費の上昇も利益を圧迫するなか、日本向けを後回しにする傾向も出てきた。「中国での長期的な物作りの視点を持たないと、日本アパレル産業の行く末は厳しい」との声も強まっている。

消費
サステナブルファッション~消費者庁・環境省・経済産業省が連携 日本消費経済新聞〔21・9・5(6)〕

8月20日「サステナブルファッションの推進に向けた関係省庁連携会議」を発足。サステナブルファッションとは、衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスで将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組み。「ファッション業界が世界第2位の環境汚染産業」という指摘や、日本国内での衣類の廃棄量が20年は年間51.2トンであることなどを受け、原料調達から製造、消費に係る3省庁が連携して対策を強化する。

消費
アパレル、受注生産・販売広がる 日経MJ〔21・9・29(3)〕

スーツやシャツ以外でも受注生産・販売が広がってきた。環境意識の高まりから「無駄なモノつくらない」に共感する人が増加。芸能人自ら受注生産のアパレルブランドを立ち上げ、服の廃棄や低賃金問題を解りやすくユーチューブで説明し、コートなど5アイテムが2分で予約完売した。受注会を開き必要な分だけ仕入れるセレクトショップや三菱商事ファッションが完全受注生産のブランドを立ち上げた例もある。消費者の意識や消費行動の変化につれ売り方も変化していくだろう。

健康・快適性
動体設計の無縫製ニット発売 繊維ニュース,〔21・10・7(6)〕

丸編み地縫製の丸和繊維工業は、快適な着心地を生み出す「動体設計」を用いて製作したセーターを販売する。動体設計はヌード寸との差が小さくても体の動きを妨げず、きれいなシルエットを表現できる。この設計を基に、東洋紡糸工業のベビーカシミヤ糸を、島精機製作所の「ホールガーメント」横編み機で編成する。ベビーカシミヤ糸は風合いや肌触りなどの特徴を持っている。製品は必要な分量の糸だけで編み上げるため、資源が無駄にならず、環境にも優しい。