行政
繊維素材の機能データベース日繊,〔03・4・21(3)〕

経済産業省は、自動車、建築、衣料、農業、特殊衣料など、繊維製品を材料として使用するユーザー業界からの要望に応え、(社)化学繊維技術改善研究委員会のホームページで「繊維素材のデータベース」を立ち上げた。内容は、化学繊維および天然繊維の糸から織物などに関する各種データ、高強度・高弾性率繊維や各種機能繊維など。

加工
CSM-2000認証取得を日本初取得繊研,〔03・3・20(5)〕

ダイドーリミテッドと三景は、日本企業として初めて繊維製品の総合監査管理システム「CSM-2000」シリーズの認証を取得した。これはエコテックスのドイツ本部が開発した品質、環境、安全衛生・健康、社会的責任、貿易規制の5つの分野を統合した総合監査システムで、ISOやSA、OHSASに準拠、これらを集大成した繊維製品専用の国際基準である。

アパレル
短期間で高度技術者育てます繊研,〔03・3・28(2)〕

ワコールとNECがこのほど開発した「技能高度化支援システム」は、縫製作業などにおける身体動作の計測に基づき、未習熟者に技能の改善方法を提供するもの。訓練しようとしている技能未習熟者の身体動作をモーションキャプチャー装置、データグローブなどの多くの機器で計測し、あらかじめ蓄積されている高度技能保有者の動作データと比較して動作が異なる部分を検出する。その差異に基づき問題の理解を助け技能の改善方法を示す。この研究は99年に通産省の産業技術基盤開発プロジェクト「人間行動適合型生活環境創出システム開発」として新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託を受け開発されたもの。

流通
SARS波紋、バイヤー激減で商談停滞繊研,〔03・5・2(1)〕

SARS(重症急性呼吸器症候群)の広がりがアジア地域の日系企業の繊維ビジネスに影響を与えている。アパレル関連のビジネスでは、ちょうど秋冬物のオーダーと来春夏物の企画商談の最盛期に差し掛かるところだが、欧米メーカーのバイイングオフィスが集中する香港や上海へのバイヤーの訪問が激減し企画の遅れが懸念されている。また、ミシン系など縫製に直結する商品のオーダーも大幅に落ち込んでいる。

品質管理
日本の挑戦-新QMS規格アイソス誌,〔03・5〕

ISO9001はISO品質の認証を受ける規準となる企画であるが、これを発展させた改善のためのガイドラインを規定したのがISO9004である。この規格の時期改訂に日本の主張を盛り込むための挑戦が行われている。この提案内容がTR Q0005(持続可能な成長の指針)、Q0006(自己評価の指針)である。TRは技術報文の意味で、ISO9000ファミリー規格に日本の主張を取り入れるための行動を10月のTC176総会で起こす計画。