行政
デザインマネジメント人材育成繊研,〔03・8・14(1)〕

経済産業省は、来年度から3ヵ年計画で工業デザイン分野を対象にデザインマネジメント人材育成支援の事業を本格化する。繊維分野については、IFIへの委託事業として、高度な専門的人材やスーパーコーディネ-タ-育成の教育システム造りを進めており、来年度はカリキュラムなどを活用した人材育成支援事業を始める

流通
東京・中目黒 小さな店が引っ張るマイナーな魅力日経,〔03・7・29(10)〕

東京の中目黒は目黒川を挟んで左右にショップが立ち並ぶ。ファッションをはじめ、インテリア、小物雑貨の店が多い。中でもファッションでは、新興・個性派メーカーの直営店が中心だ。近年、ヘアサロン、レストランの出店も目立ち、新規物件の開発も活発で、町の魅力に引かれて新たにエリア内に入ろうとする動きが強まっている。

流通
広がる日本型レップ繊研 ,〔03・8・18(1)〕

国内の若手、中堅デザイナーの営業を代行する日本型レップといえる企業が増えている。小売店へ営業活動からショールーム機能やプレス機能までを包括的に行なうもので、海外のセールスレップとも少し異なった業態といえる。
用語解説【セールスレップ】
セールス・レプリゼンタティブ(Sales Representative)の略称で、メーカーに代わってメーカーの商品を代行するセールスパーソンのことである。セールスレップは、メーカーの社員ではなく独自自営で、メーカーとの契約に基づいて商品を販売する。最近は、繊維ファッションのモノづくり企業が、国内外に販売したいが、確固たる販売ルートを持たない場合にリスク分散を兼ね活用する例が出てきている。

流通
大人指向進むティーン市場 通用しない繊研,〔03・8・26(11)〕

ティーンマーケットが目まぐるしく変化している。従来、20歳前後を対象としていたブランドに中学生が押しかけ、それと入れ替わるように、ジュニアブームで人気の的になったブランドに小学校低学年の女の子たちまでがやってくる。ヤングカジュアルショップでは、低年齢化を嫌って企画を大人っぽくする店、“来るものは拒まず”で受け入れる店と両方の対応が見られるが、このところ後者が売り上げを伸ばしている。

クリーンニング
預かり季節衣料 管理のシステム日経,〔03・9・3(15)〕

ネット関連ビジネスの夢大陸は、クリーニング店が季節の変わり目などに顧客から預かった衣服などを管理・保管するシステム「マイクローゼット」を開発した。コートなどの衣類や布団をクリーニング店が保管する際にデジタルカメラで撮影した写真を顧客がいつでもインターネット上で見られるようにした。顧客はクリーニングして一定期間預かってもらった季節衣料をネット上で確認、必要なときに引き取りの注文を出せるというものである。