品質
基本的な考え方
JUKIは創業以来、「頑丈で壊れないJUKI品質」を強みとして、お客様の生産活動を支える高品質な製品とサービスを提供してきました。品質は、お客様の安心・安全、事業継続、そして当社ブランドへの信頼を支える重要な経営基盤であると考えています。市場環境やお客様の要求が高度化する中、JUKIは品質を競争力の源泉と位置づけ、製品・サービスのみならず、開発・調達・生産・販売・サービスを含むすべての業務プロセスにおいて品質向上を追求しています。
品質管理体制
品質維持・向上のため、事業ごとの開発、製造、販売部門にお取引先であるサプライヤーも含めた会議体を定期的に開催しています。万一の品質問題発生時にはJUKIグループ一体ですばやく行動し、不具合を解消する仕組みを構築しています。
JUKIグループ 品質体系図
品質保証への取り組み
製造品質再点検活動
製造品質のさらなる向上のため 2019年から推進している基本形な4つのステップ「1. 製造仕様書 2. QC工程表 3. 作業標準書/組み立て要領書 4. 実作業」を徹底して一致させる「4点一致活動」に加え、2024年から「製造品質再点検活動」として取引先監査、製造拠点間監査(クロス監査)、製造提言書の取り組みを実施しています。
| 取引先品質監査 | 取引先起因の品質問題を排除し品質を安定化するため、お取引先の監査を実施します。技術力/管理力の評価レベルに沿ってJUKIからの検査頻度や指導頻度を決定します。これにより不良品(不適合品)の納入を排除し、品質を安定化します。(2025年は50社の監査を実施) |
|---|---|
| 製造拠点監査 (クロス監査) |
各製造拠点が互いの監査を行うクロス監査を実施することにより、第三者視点での工程監査(2点一致確認)が行えるよう改善しました。拠点間での強みの共有および弱点を可視化して改善活動を行うことで不用品を作らない・見逃さない工程の品質向上へつなげます。 |
| 製造提言書 | 新機能を搭載した製品での問題発生が多い傾向にあることから、製品開発過程における「過去の製造問題」「ものづくりのしやすさ」「部品の共通化・削減」「作業の安全性」など製造視点でのリスクアセスメントとして製造提言書を提出するステップを追加しました。製品立ち上げ時の製品完成度の向上と新機能への早期理解を促し、安定量産化につなげます。 |
製造工場におけるISO9001の維持・管理
各生産拠点においてISO9001を取得し、品質マネジメントシステムの維持向上を推進しています。マザー工場である大田原工場では品質活動について年間計画を策定し、ISO審査やQC活動などに対応しています。
2024年からは「品質HKK委員会」を立ち上げ、製造現場における品質リスクを抽出し、対応策と評価をまとめてリスクを徹底的に改善する仕組みを確立しました。その他の各生産拠点でも品質マネジメントを行い、その取り組みはISO規格で審査・外部評価されています。
品質意識向上のための啓発活動
11月「品質月間」の取り組み
毎年11月はJUKIグループすべての社員が、「お客様への品質」を見つめなおす品質月間です。2025年11月25日は「JUKI GLOBAL QUALITY MANAGEMENT FORUM」を開催しました。「業務プロセスの質向上活動」として5つの事例と、QCサークル活動として応募 147件の中から4チームが品質向上や業務改善のために推進した取り組みについて成果発表を行いました。品質月間を通じて、グループ全体の品質意識の向上と品質力の強化につなげています。