品質保証
品質保証の基本姿勢
JUKIは「頑丈で壊れないJUKI品質」を創業時から一貫してこだわってきました。特に工業用製品においては、お客様の工場を止めないというスローガンを掲げ、製品の信頼性と安定稼働を最優先に考えた品質維持向上活動を継続しています。その成果の一つとして1981年には品質管理の優れた実践が評価され、工業用ミシン部門において名誉あるデミング賞実施事業部門賞を受賞しました。品質に対する社会的な目が一層厳しくなっている今、JUKIは製品やサービスにおける高い品質水準を明確な強みとし、それをお客様に実感していただける企業であり続けることを目指します。
品質5ヵ条
JUKIグループ全部門においての「品質」の行動基準として「品質5ヵ条」を定め、お客様へ提供する品質の心構えとして徹底を図っています。
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1
私たちは、製品・サービスの提供にあたり、
法律やルール、お客様との約束を遵守します。 -
2
私たちは、製品・サービスの品質において、
お客様の安全と安心を最優先します。 -
3
私たちは、常にお客様の声を誠実に受け止め、
たゆまぬ品質向上の努力を続けます。 -
4
私たちは、5ゲン主義に基づき品質を高め、
お客様の信頼を獲得し事業を成長させます。 -
5
私たちは、製品・サービスの品質向上を通じ、
社会の持続可能な発展に貢献します。
品質管理体制
品質維持・向上を図るため、事業ごとの開発、製造、販売部門にお取引先であるサプライヤーも含めた会議体を定期的に開催しています。また、万一の品質問題発生時には、JUKIグループ一体ですばやく行動し、すばやく不具合を解消する仕組みを構築しています。
JUKIグループ 品質体系図
品質保証への取り組み
製造品質のさらなる向上のため 2019年から推進している基本形な4つのステップ「1. 製造仕様書 2. QC工程表 3. 作業標準書/組み立て要領書 4. 実作業」を徹底して一致させる「4点一致活動」に加え、2024年から「製造品質再点検活動」として取引先監査、製造拠点間監査(クロス監査)、製造提言書の取り組みを実施しています。また各生産拠点においてISO9001を取得し、品質マネジメントシステムの維持向上を推進しています。
製造品質再点検活動
| 取引先監査 | 取引先起因の品質問題を排除し品質を安定化するため、お取引先の監査を実施します。技術力/管理力の評価レベルに沿ってJUKIからの検査頻度や指導頻度を決定します。これにより不良品(不適合品)の納入を排除し、品質を安定化します。(2024年は298社の監査を実施) |
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| 製造拠点監査 (クロス監査) |
各製造拠点が互いの監査を行うクロス監査を実施することにより、第三者視点での工程監査(2点一致確認)が行えるよう改善しました。拠点間での強みの共有および弱点を可視化して改善活動を行うことで不用品を作らない・見逃さない工程の品質向上へつなげます。 |
| 製造提言書 | 新機能を搭載した製品での問題発生が多い傾向にあることから、製品開発過程における「過去の製造問題」「ものづくりのしやすさ」「部品の共通化・削減」「作業の安全性」など製造視点でのリスクアセスメントとして製造提言書を提出するステップを追加しました。製品立ち上げ時の製品完成度の向上と新機能への早期理解を促し、安定量産化につなげます。 |
品質マネジメントシステムの維持・管理
JUKIでは、各生産拠点においてISO9001を取得し、品質マネジメントシステムの維持向上を推進しています。マザー工場である大田原工場では品質活動について年間で計画を策定し、ISO審査やQC活動などに対応しています。
2024年からは「品質HKK委員会」を立ち上げ、製造現場における品質リスクを抽出し、対応策と評価をまとめてリスクを徹底的に改善する仕組みを確立しました。その他の各生産拠点でも品質マネジメントを行い、その取り組みはISO規格で審査・外部評価されています。