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企業情報

グループの環境への取り組み

グループ会社の取り組み(海外)

上海重機ミシン㈲でのスマート化への取り組み

上海重機ミシン㈲では、「経営の5S」に基づき、効率的に・働きやすく・スマートな工場を目指し改革を進めています。スマート化することによりエネルギーの削減にもつながります。自主性、責任、アイデアの具現化等により、社員の改革に参画する意識・積極性が向上しました。例えば、検査システム改善では、図のように測定後、数値を読み取りPCへ手入力していたものを、測定器へシステムを繋ぐことで、データがPCへ送信できるようになり、工数を大幅に削減、正確さも向上しました。

Before

After

重機(廊坊)工業㈲での法規制対応

重機(廊坊)工業㈲では、中国環境規制の順法に取り組んでいます。
工場内で下塗り塗料溶剤の使用を廃止することで、粉体塗装のみでの塗装生産工程の構築を推進しています。下塗り塗料廃止により、大気汚染問題の一つであるVOCsの排出をゼロにすることができ、環境リスク回避が可能となっています。これからも環境に優しいグリーン工場の運営に貢献して行きます。

 

 

重機(上海)工業㈲でのLPG使用量削減の取り組み

重機(上海)工業㈲では、下塗り塗料を同等品質の塗料に変更し、乾燥炉設定温度を約60℃下げることができ、LPG使用量を削減することができました。
新塗料は2017年8月から使用開始し、LPGの台当り使用量を0.06kg/台、CO2排出量を4,238 kg-CO2削減できました。2018年はLPG使用量を0.12㎏/台、CO2排出量を27,042kg-CO2削減する見込みです。

重機(上海)工業㈲寧波分公司での生産段階でのCO2削減の取り組み

重機(上海)工業㈲寧波分公司では、2017年度の年間エネルギー使用量を削減し、CO2排出量を前年度比13.0%削減できました。
寧波精密のエネルギー使用量の大半を占める電力量の削減が、CO2削減の大きな対策となります。よって2017年は居室、応接室、廊下等の事務部門をLED化し、全社672灯の内200灯を交換致しました。これによる年間電力削減は4,992kWh、CO2排出削減量は、2,771kg-CO2となりました。引続きLED化を進め、2018年は全灯LED化を計画しています。

年度 部門 交換数(灯) 年間電力削減(kWh) 温室効果ガス排出量削減(kg-CO2
2017年 事務所 200 4,992 2,771
2018年計画 工場・倉庫他 672 39,946 22,171

 

JUKIベトナム㈱での廃棄物削減の取り組み

JUKIベトナム㈱では、ロストワックス製法から発生する廃棄物が多く、これを削減するため、不良率改善に取組んでいます。有害廃棄物は機械掃除にて発生するものも多くあります。これらの削減のため、各職場にて廃棄物量を管理しています。また、再生利用量(リサイクル)を上げるため、廃棄物の分類を指導するなどして廃棄物削減の工夫を実施し、2017年度は最終処分廃棄物を前年より10.7%削減しました。

グループ会社の取り組み(国内)

㈱鈴民精密工業所でのLED化推進

㈱鈴民精密工業所の現場では、細かな部品加工や測定器を扱うため「目」を酷使する業務が多くあります。そこで「65歳超雇用推進助成金」制度を活用し、工場の蛍光灯944本をLED照明に変更しました。これにより20%~60%明るくなり、特に再雇用者に好評です。
使用電力量は従来の蛍光灯と比較して年間108,996kWh、60.5t-CO2の削減ができ、働きやすい環境づくりにも効果がありました。

JUKI産機テクノロジー㈱での環境法規制対応

JUKI産機テクノロジー㈱本社工場検査課では、工場内で製品組み立てに使用する部品を図面通りのスペックで納品されているかを現物チェックしています。その中の一つに蛍光Ⅹ線分析装置があります。
この装置はRoHS指令の環境汚染物質である6物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテル)を検出し、有害な物質が部品に含まれていないかを検査できます。

JUKI松江㈱での労働安全衛生

JUKI松江(株)では、7月の安全週間に先駆け、5月下旬の「全員参加でゼロ災運動」標語の募集をはじめとして、10月の労働衛生週間、12月の年末年始無災害運動と、様々な機会を通じて安全意識の活性化を促すイベントを定期的に実施し、安全意識の高揚を図りながら、リスクアセスメント活動を推進しています。

各年度のゼロ災運動標語最優秀賞

2017年 見て見ぬ振りはもう卒業。感じた危険はすぐ潰せ!
2016年 見えてても意識しないと見えぬ危険。危険を予知してゼロ災職場
2015年 手をかけ、声掛け、心掛け。皆で築こうゼロ災職場

大田原工場 頭部加工課でのCO2削減の取り組み

大田原工場では、2017年下期から頭部加工課、設備保全課が互いに協力し、「ローラーコンベア」、「M/Cチップコンベア」を、“常時運転”から必要な時間だけ動かす“間欠運転”への変更に取り組みました。結果、2017年下期電力使用量は、前年同期比で8.2%削減できました。また、この取り組みを通じ課員全員の不要な電気を消す意識が一段と高まりました。
※電力削減は、上記改善以外に他の活動も含まれています。

環境標語

2018年度、JUKI本社・国内グループ会社より、働き方改革等の要素を盛り込んだ環境標語を募集、全1,693作品(前年1,275作品)が応募され、優秀作品を掲載しました。

最優秀賞

『技術』で攻めて 『環境』守る JUKIの『未来』は地球と共に
(JUKI産機テクノロジー(株)スマートソリューション部 佐藤 祐太)

 

優秀賞

小さな改善積み重ね 地球と企業に繋げる未来 一人ひとりが責任者
(JUKI(株)大田原工場品質保証課 菊池 高弘)

好奇心こそ技術の源、エコを見つめてイノベーション
(JUKI(株)総務部 柳堂 雄芳)

お客様・地球に優しく効率化 世界に増やそう JUKIファン
(JUKI(株)総務部 加藤 恵子)

いつも心にECOMIND 地球に選ばれるソリューションパートナー
(JUKI広島(株)総務部 森島 まゆみ)

本社社屋の環境配慮

本社社屋は、エネルギー使用量を種別・用途別等に計測把握し、運用改善を行えるシステム(BEMS)を採用するなど、環境・省エネに配慮しています。

多摩本社の環境配慮設計

2009年12月よりJUKIグループの新しい拠点として、環境と省エネに配慮した新社屋が稼働しました。エネルギー使用量をエネルギー種別(電気・ガス・水)・用途別・ゾーン別に計測把握し、運用改善を行えるシステム(BEMS)の採用をはじめ、雨水処理装置や高断熱複層(Low-E)ガラスなど省エネ設備・システムの積極的な導入を図っています。また、その環境性能に対してCASBEE(建築物総合環境性能評価)の「Aランク」相当を確保しています。さらに、環境面だけでなく、自然に人と人がコミュニケーションをとれるような空間設計など、使いやすさにも配慮されています。

  1. 雨水の活用
    屋根面への降雨を集水し、雨水を砂ろ過滅菌処理したあと、トイレ洗浄水などに利用しています。
  2. 屋上・構内緑化の推進
    屋上、構内をできる限り緑化(東京都の緑化基準面積の約2.5倍)することにより、建物の断熱性を高め、ヒートアイランド抑制に貢献しています。また、従業員の疲れを緩和したり精神的安らぎを与えるなど快適な職場づくりを推進しています。
  3. 日射遮へい
    高断熱複層(Low-E)ガラスの採用により、日射負荷を抑制し、空調負荷低減を実現しています。また、外壁およびガラス部分に酸化チタンコーティングを塗布し、自然光および雨水による自浄作用を促し、自然エネルギーを活用しています。
  4. 照明制御
    高効率で寿命の長いHf蛍光灯を主体とし、調光センサーによる状態に応じた調光制御で必要な明るさを確保しつつ、省エネルギー化を図っています。

過去の取り組み

その他の環境への取り組みメニュー