工業用ミシン事業
工業用ミシン事業の特徴・強み
世界トップシェアの工業用ミシンを中心に、自動化装置・ITシステムなどと組み合わせて、最適な縫製工場作りをお手伝いさせていただく事業です。生産性向上、省人化、脱技能化、働きやすさ、品質向上などに、ラインソリューションでお応えします。
ワンブランドでのライン構築
JUKIの工業ミシンのラインナップは約2,000機種にも上ります。その種類は縫製する素材・用途によって、布帛用、ニット用、ノンアパレル用、複数工程を1台で完了する自動機など多種多様です。縫製品質、脱技能、生産性を追求した幅広いラインナップで、お客様のニーズに沿った最大限のパフォーマンスを実現するラインソリューションをご提供します。
布帛用
ニット用
ノンアパレル用
安定した品質、サポートで安心を提供

安定した品質や生産性が求められる縫製工場において、トラブル時の対応のみならず、技術指導やセミナー、生産性向上のコンサルティングなど、最強のカスタマーサポートでお客様を支えます。
お客様個々のニーズに沿ったスマートファクトリーの構築

代表的な製品
約2,000機種の品揃えの中から、「カテゴリー別」の代表的な製品をご紹介します。




縫製工場のスマートソリューション
JUKIはお客様が抱える様々な課題に、製品のさらなる進化とシステム化、IoTの活用など、イノベーティブな取り組みで最適な工場ライン作りをお手伝いさせていただく活動を進めています。
開発
お客様が求められる生産性向上、省人化、脱技能化、働きやすさ、品質向上、省スペース化などの課題にお応えするため、製品単体の開発から、自動機・自動化システムなど、縫製業界に革新をもたらすテクノロジーに挑戦しています。
最新の技術の追求と合わせて開発のベースになるのは、製品の使いやすさや、省電力などの環境配慮です。1日中稼動するからこそ、ストレスなく使っていただける製品を作りたい、JUKIのミシンは縫製工場の管理者のみならず、現場のオペレーターさんからも高い支持をいただいています。
海外でも迅速に対応
日本での開発に加えて、開発拠点を中国・ベトナムに設置し、また、ヨーロッパとアメリカにも開発者が駐在して、世界中のお客様のニーズにスピーディに対応しています。
どんな条件下でも安定稼動
酷暑・極寒・電力事情に加え、さまざまな地域で生産される生地や糸など、世界のどんな条件下でも安定した製品の稼動と縫い品質が維持できるよう、耐久や縫いテストを繰り返します。
“世界初の技術”への挑戦
お客様からの高い要求にお応えするため、さまざまな「自動機」の開発から生産管理ツールまで、メカ・エレキ・ソフト力を融合させた製品を数多く生み出しています。
生産
JUKI工業用ミシンの生産は、「お客様に近いところで造る」を基本に、日本2工場・中国2工場・ベトナム1工場の、合わせて5工場で生産をしています。
この5工場の中心となり、新製品の試作から量産への展開や標準化、製造工法の研究、ノウハウのグループ共有化推進などを担っているのが、マザー工場である大田原工場です。
大田原工場で「100%良品生産」を確立した生産プロセスがグループ工場へと展開され、JUKI品質を守ります。また、災害などのリスクに備えるため、2工場並行生産を実施し、安定供給を約束しています。
デジタルセル生産
大田原工場では、組み付けの手順がセルごとに画面で指示されるデジタル生産を導入。短期間での作業習熟や誤組み付け防止とライン編成ロスの削減を可能にし、安定した生産体制を確立しています。
生産の六要素の徹底
生産活動のベースになっているのが、Q品質、Cコスト、D納期、S安全、T人材育成、N新製品の六要素です。標準をベースに管理のサークルを回し、継続した改善活動でレベルアップを図ります。
幹部マネジメント研修
大田原工場では、海外工場の将来を担う幹部候補生への教育を定期的に実施。マネジメント教育、生産工法、品質管理手法などを学んだ人材がJUKI品質を根底から支えています。