行政
経産省、繊維産業のサステイナビリティに関する検討会発足繊研,〔21・2・25(2)〕

経済産業省は繊維産業のサステイナビリティ(持続可能性)の取り組みを促進するため、有識者会議「繊維産業のサステイナビリティに関する検討会」を新設、2月25日に第1回会議を開催。産業界全体でサステイナビリティへの取り組みが重点課題となるなか、「供給構造」「環境配慮」「責任あるサプライチェーン管理」などをテーマに、繊維産業が果たすべき役割などを討議する。月1回前後開催し、夏をめどに報告書をまとめる予定。

素材
高バリア不織布開発繊研,〔21・2・24(4)〕

ユニチカトレーディングは、医療用のアイソレーションガウン向けに高いバリア性を持つ高機能不織布「ユニソフィア」シリーズを開発した。ユニソフィアは不織布と透湿防水フィルムを組み合わせたもので、不織布はポリエステルとポリエチレンの芯鞘繊維を使ったスパンボンド「エルベス」と綿100%スパンレース「コットンエース」の2タイプ、透湿防水フィルムはバリア機能別に3タイプ用意されている。

加工
サーキュラーファッション実現へ繊維ニュース,〔21・1・7(2)〕

エアークローゼット(東京都港区)は、ファッション業界におけるサーキュラーエコノミー(循環型経済)として、“サーキュラーファッション”の実現に向けた取り組みを強める。20年4月にはレンタル提供を終えたアイテムを販売する「エコセール」、同8月からは提案型ファッションEC「エアクロフィッティング」で試着・返却されたアイテムのエアークローゼット内でのリユースも始めた。今後さらに洋服を循環させる施策を拡充していく。

アパレル
ファッションが流行でなくなる日日経,〔21・2・28(12)〕

そう遠くない将来、再生素材の服が当たり前の時代になる。その時に真に問われるのは時代に左右されず、人の生き方に寄り添い、長く大切に着たいと思われるデザイン力。ファッション=「流行」でなくなる日。絶対にありえないと思っていたことが現実味を帯びてきた。

流通
オフプライスストアに勢い繊研,〔21・1・25(1)〕

オフプライスストアが広がってきた。アメリカ発祥の業態で19年から国内でも目立ち始め、20年秋以降さらに勢いづいた。今週は各社が出店拡大や売り場の改装を予定している。アウトレットストアが自社の在庫を販売するのに対し、他社の在庫仕入れ・販売が基本だが、サステナビリティの観点などから、応用範囲を広げた業態開発なども増えそうだ。

消費
「フェムテック」で女性支援朝日,〔21・1・6(7)〕

今まではタブー視されていた女性の体についての問題を新たな技術で解決する動きがある。女性と技術を組み合わせた「フェムテック」という言葉が欧米で広がっている。女性の抱える体の悩みを解決する商品と出会える場を作りたいとした、フェルマータを起業した杉本亜美奈CEOの話を紹介している。フェムテック市場は拡大しており、繊維製品に限らず様々な商品がある。

健康・快適性
機能糸で半袖より涼しい長袖服繊研,〔21・2・18(2)〕

銀は金属の中で最も熱伝導率が高く、熱を逃がす力が強い。銀イオンを練り込んだポリエステルで作ったアパレル製品は涼しい。覆う面積が大きいほど涼しさを実感できるので、維研(愛知県江南市)は夏でも着られる長袖の服を出してゆく。

品質管理
繊維の新鑑別法で特許繊維ニュース,〔21・1・8(7)〕

ニッセンケン品質評価センターは、東京農工大学の高柳正夫教授との共同研究で開発した繊維鑑別方法の特許を取得した。従来のフーリエ変換型赤外分光(FT-IR)では特定が難しかった同系異種繊維の判別が可能になった。特許を取得した鑑別技術はFT-IRによる測定とケモメトリックス(計量化学)を組み合わせることで開発した。キュプラと精製セルロースの判別、リネンとラミーの判別が100%可能となったほか、PET とPTT、ポリブチレンテレフタレート(PBT)が判別できることも確認している。