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研修制度 TRAINING

初期の教育体系

JUKIの教育体系は、共通教育と技術者教育で構成されています。

新入社員は入社時、全員が共通の導入研修を受けます。ここでは、ビジネスマナーやメーカー社員としての基本知識を、座学やゲーム形式の演習などで学びます。その後、開発技術系、事務営業系に関わらず、全員が、自社およびグループ会社での工場実習を行います。

また開発技術系社員に対しては、共通の基礎技術教育、メカ・エレキ・ソフトに分かれての専門分野別教育を用意しています。さらに開発技術系社員は全員、3年間の総まとめとして論文発表会も行っています。

※年度により、変更の可能性があります。

共通教育

JUKIでは入社3年間が人材育成でのもっとも重要な期間と考えています。
この期間に、仕事に対する軸を確立し、様々な視点から業務を遂行できるような人になること、それがJUKIの人材育成制度の目標です。

時期 内容
新入社員導入研修 入社直後に行う1週間程度の研修です。メーカーの仕事の流れを理解するビジネスシミュレーションゲームや、社会人としてのビジネスマナーなどを学びます。
ビジネスパーソンとしての基礎能力を身につけると共に同期入社との絆も深めます。
工場実習 新入社員は職種に関わらず、大田原工場および秋田県のグループ会社(JUKI産機テクノロジー株式会社)で、実際の「ものづくり」の現場を体験します。
製品知識や分解・組み立て、各種製造ラインの体験などを通して、自社製品に対する理解を深めます。現場体験を通して身に付いた「ものづくりマインド」や人脈は、その後の仕事を進める上で貴重な財産になっています。
本採用前研修 正社員としての心構えやJUKIの制度を理解することを目的とした研修です。
本採用までに経験したことの振り返りにより、さらにJUKI社員としての自覚を高めます。
OJT 職場配属後は一人ひとりに先輩社員がついて、それぞれの職場に応じたOJT教育を行います。
6ヶ月ごとに上司と仕事の目標について話合い、一人ひとりが仕事をする中で達成感を味わいながら成長できるよう、会社としてしっかりサポートをしています。
階層別研修
機能別研修
階層別研修では、階層に必要なリーダーシップやマネジメントの基礎について学びます。また機能別研修として、法務、品質管理、環境管理をはじめ、財務、安全衛生、語学、異文化など、いろいろな研修があります。
自己啓発 社内で実施する研修のみでなく、自らが学ぶeラーニングや通信教育、社外セミナーなど、社員の自己啓発を積極的に支援しています。
通信教育は数多くの講座の中から選択して受講できます。修了者には、会社から受講費用の一部が援助されます。

技術者教育

開発技術系社員を対象にした3ヵ年育成計画では、共通教育に加えて技術者としての専門教育が実施されています。本社だけでなく、JUKIグループの開発技術系社員も対象として、グループとしての技術レベルのアップを図っています。
3年目の終了時には論文を作成し、論理的なものの考え方や、プレゼンテーション力も身に付きます。

時期 内容
技術者工場実習 共通の工場実習に加え、専門分野に応じた工場実習を行います。
工場内の様々な現場を経験して頂きます。
基礎技術教育 各職場でのOJTの前に、共通の基礎技術教育を実施しています。
専門分野別教育 メカ・エレキ・ソフト技術者を対象にした専門教育で、OJTと並行して行われます。
基礎的なことから計画的に学べるよう、入社3年目までは専門ごとに必修の課目が決まっています。4年目以降は、自分の仕事内容に応じて講座を選択して学びます。
JUKIでは技術者ひとりひとりが携わる技術範囲が広く、多くの分野にわたる講座が展開されています。
メルクマール検定 外部の公的資格試験・検定によって客観的に技術力を評価し、育成の目印にする制度です。たとえばメカ系は機械設計技術者試験、エレキ系はディジタル検定、ソフト関係は情報処理技術者試験などです。
この制度を通して、JUKIは自社内に留まらない「世の中に通用する一流の技術者集団」を目指しています。
論文発表会 開発を進める上で勉強になることを研究テーマとして決定し、入社3年後にその成果を発表しています。3年間のOJTはこの論文作成に携わる過程でもあり、論文発表会は中堅技術者としてのスタートでもあります。

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