トップコミットメント

ESG経営を実践し、
社会から信頼される企業へ

代表取締役会長CEO 兼 COO

清原 晃

ものづくりを通じた社会への貢献

JUKIは「ものづくり企業」として、企業理念である「人々のしあわせを実現し、社会に貢献する」「技術を創造し、進化させ、新しい価値を生み出す」ことを目指し、お客様から学び、お客様とともに新たな価値をつくっていくというお客様視点で製品・サービスを提供してきました。80余年の事業活動を通じ、新興国での産業創出と経済発展への貢献など、私たちの企業活動は、SDGsが目指す社会の実現のための取り組みそのものだと考えています。

カーボンニュートラルの実現

JUKIグループは、気候変動をはじめとした地球環境への対応として、「2050年のカーボンニュートラルの実現」と「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同」をコミットメントしました。

近年、気候変動にともなうさまざまな災害がグローバルで発生しています。子どもたちが未来に至るまで安心して暮らせる、持続可能な社会をつくるため、最優先課題としてカーボンニュートラルの実現に取り組みます。

2023年度よりスタートした中期経営計画においても、企業グループ全体での省エネルギー活動の推進や生産設備の脱炭素化の推進とともに、再生エネルギー発電設備や蓄電池、カーボンフリー電力等の導入により、さらなる強化を図る施策を盛り込んでいます。

また、自社の事業活動におけるCO2排出だけでなく、サプライチェーン全体でのCO2削減にも取引先と連携して取り組みます。

社会課題への取り組み

JUKIは、事業環境の変化の中に存在する「リスクと機会」を分析した上で、JUKIおよびステークホルダー双方の視点を踏まえ重点課題を抽出しています。重要なマテリアリティとして、「雇用機会の創出/さまざまな人材の社会参加推進」、「衣料廃棄ロス削減への貢献」、「労働安全衛生の確保」、「電子産業の生産性向上による技術革新支援」などを掲げています。

縫製産業、電子機器産業に関わる企業として、これらの社会課題に真正面から取り組み、将来に亘って世界中の人々の“ゆたかな暮らし”に寄り添う存在価値のある会社であり続けることを目指します。