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JUKI高速スマートモジュラーマウンタRS-2を新発売
~1ヘッドマウンタ クラス最高レベル50,000CPHを実現~

新製品情報

JUKI株式会社(本社:東京都多摩市 以下、JUKI)は、プリント基板への部品搭載スピードを向上させ、生産性や品質を高める新機能を追加した実装機「高速スマートモジュラーマウンタRS-2」を1月14日より国内外で発売します。

本機は、プリント基板の実装工程において電子部品を基板に搭載するための装置で、高速機・汎用機の枠を超えて、幅広い生産品目に対応できるオールインワンマウンタです。2017年の発売以来、多くのお客様にご好評いただいているRSシリーズの最新モデルで、搭載スピードが大幅に向上しました。
 電子部品を吸着する主要機構には、部品高さに合わせて認識センサの高さが可変する「匠ヘッド」※1を従来機から継承しています。制御ソフトの内部処理の最適化により搭載スピードが約6%向上し、1ヘッドマウンタにおいてクラス最高レベルの50,000CPH※2を実現しています。
また部品サイズは、 0.3㎜×0.15mmから74mm角、または50mm×150mm、部品高さは最大25mmまで搭載可能となり、幅広い種類の部品に対応します。

近年、EVやAIの進化に伴い、多様な部品への対応、高精度化、高密度化が求められており、SMTの生産現場では、高効率生産・高い汎用力・高品質生産など生産の高度化が進んでいます。
高速性と汎用性を併せ持つ本機は、多品種少量生産や変種変量生産などの多様な生産ニーズに対応する複数台の連結ラインとして、また「高速フレキシブルマウンタ LX-8」との組み合わせによる高速ラインとして、生産性の高い柔軟なライン構築を実現します。
JUKIは、「JUKI Smart Solutions」をテーマに、お客様の生産現場での課題を解決し、多様な生産品目にフレキシブルに対応する実装ラインの構築や生産工程の自動化・効率化、製造業のDX化に貢献してまいります。

※1 匠ヘッド:当社呼称。インラインヘッド。部品高さに合わせて認識センサが可変し、部品を吸着・搭載する際の動作ロスをなくした独自技術機構。
※2 最適条件時。

特長

(1)1ヘッドマウンタ クラス最高レベル50,000CPHを実現

レーザセンサを基板に近づけ、吸着から搭載までの移動時間を短縮したことで、最適タクト50,000CPH(最適条件時)を実現。

(2)認識センサの高さが変わる「匠ヘッド」

搭載部品の高さに応じて、部品形状を認識するレーザセンサの高さを自動で可変し、吸着・搭載する8ノズル「匠ヘッド」を搭載。極小部品から大型部品まで高さの違う部品を、最適、最高タクトで搭載します。

(3)幅広い部品対応力

対応部品サイズは0.3mm×0.15mmから74mm角、または 50mm×150mmまで対応可能。
また部品高さは最大25mmまでと幅広い部品搭載に対応できます。

(4)最大112本のフィーダ装着で柔軟かつ効率的な生産を実現

小型、軽量、薄型化を特徴とするRFフィーダの最大フィーダ装着数 は112 本 (フロント、リア合計)で、段取り回数の削減、様々な部品対応で多品種少量生産など高効率生産を実現します。
※RFフィーダ(RF08AS)使用時

(5)進化した、高精度かつ高速新型コプラナリティセンサ

リード部品のリードの浮きやBGAのボールの変形を検出し、不良部品の搭載を防止します。
高精度なコプラナリティチェックをすることにより、製品の信頼性をより一層高めます。

◆発売日

2025年1月14日

製品HP

https://www.juki.co.jp/smt/products/rs-2/