製品特長
AW-3 下糸自動供給装置オプション
AMS-221F は、ミシン稼働率が高く、下糸交換作業が頻繁に発生します。AW-3は、下糸が無くなる前にボビン交換を行うので、下糸交換忘れによる不良を防ぐことができます。また、下糸巻きは縫製中に自動で行うので、オペレーターは下糸不足を気にすることなく作業に集中することができます。さらに、使用するボビンケースは2 個のみなので、下糸張力管理、下糸交換作業の手間がなく生産性が向上します。
下糸自動供給ユニット
下糸繰り出しユニット
基本機能
全回転釜
AMS-221Fシリーズでご好評いただいている半回転釜仕様に加え、全回転釜仕様を新規に設定いたしました。全回転釜により、鞄や皮革製品で求められる風合いの縫い目を実現します。また、中釜押えは、左右方向に加えて前後にも調節可能となり、針番手に合せた正確な位置合せができます。
業界最高の針落ち精度
送りの剛性アップやJUKI 独自の高性能な送り制御により送り精度が向上し、往復縫いでの縫いズレを軽減しました。また、外押えの送りは、間欠送り/連続送りが選択可能です。
厚物・極厚に対応する高品質な縫い目
JUKI独自のニッパー機構や送り機構の見直しにより綺麗な縫い目を実現しました。また、主軸モータのリトライ機能(貫通力アップ動作)をメモリスイッチで選択できるようにしましたので、極厚縫製などの貫通力がアップしました。鳥の巣をなくし縫い目を綺麗に
(鳥の巣軽減機能)縫い始めに糸切りをすることにより、縫い始めの鳥の巣が軽減し縫い目がより綺麗になります。
残短機能*
固定メスの位置変更により、糸切り後の上下糸残り長さが5mm以下になり縫い終わりの糸処理が不要となります。
*鳥の巣軽減機能と残短機能は、同時に使用できません。
AMS-221EN(下糸クランプ使用時)
AMS-221F(鳥の巣軽減機能)
スペック
機種名 | AMS-221FH3020R AMS-221FH3020R/AW-3 |
AMS-221FG3020R AMS-221FG3020R/AW-3 |
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縫製区分 | 中厚~厚物 | 極厚物 |
仕様区分 | 一体外押え | |
最高縫製速度 | 2,800sti/min* | |
可縫サイズ | 横 300mm × 縦 200mm | |
設定可能縫い目長さ | 0.1~12.7mm(0.05mm単位) | |
針棒ストローク | 45.7mm | |
外押え上昇量 | 最大30mm | |
中押え上昇量・ストローク | 上昇量 : 25mm, ストローク : 標準 4mm (0~10mm) | |
中押え下位置可変 | 標準 0~3.5mm (最大0~7.0mm) | |
中押え高さ変更 | 入力により無段階制御 (パルスモーター制御) アクティブテンション( 出力曲線切替え機能付き) |
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上糸切れ検知 | 標準装備 | |
縫い始め糸抜け防止 | アクティブテンションにて対応 | |
使用針(出荷時装着番手) | DP×17 (#18) | DP×17 (#23) |
使用釜 | 全回転倍釜 | |
ミシンモーター | ACサーボモーター (ダイレクトドライブ式) | |
電源/消費電力 | 三相200V/400VA | |
エアー圧/エアー消費量 | 0.35~0.4MPa (最大0.55MPa)/AW-3付き:156 dm3/min, AW-3なし:1.8 dm3/min |
*sti/min はStitches per Minute(針/分)の略です。