手作りワールド

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早崎麻利子先生

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肩書き: パッチワークキルト講師 
活動拠点: 大阪府堺市
活動内容概要:ミシンキルトの教室を大阪堺市で開いています。
オリジナルキットはカントリーキルトマーケットで委託販売中! 
Facebook:Mariko Hayasaki
Instagram:quiltcottage_jp
twitter :flax @quiltcottage
ブログ:http://quiltcottage.blog76.fc2.com/

活動・受賞歴など  詳細はこちらをご覧ください。

2001年 日本手芸普及協会パッチワーク 講師資格取得
2003年 日本手芸普及協会パッチワーク 指導員資格取得

2005年 手芸店カントリーキルトマーケットにて、
      オリジナルキット委託販売

2013年 日本手芸普及協会ミシンキルト 講師資格取得
      大阪キルトウィーク 「バッグコンテスト」入賞

2014年 横浜キルトウィーク 「ミニタペストリー」入賞 (写真あり)
      大阪キルトウィーク 「バッグコンテスト」入賞

2017年 日本手芸普及協会ミシンキルト 指導員資格取得


雑誌「COTTON TIME」・「パッチワーク倶楽部」掲載多数

ブログ「From Quilt Cottage」で日々のハンドメイド
http://quiltcottage.blog76.fc2.com/発信中!

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先生の声

使いやすいものこそ美しい。
暮らしに馴染む実用的な作品を提案していきたい。
私にとって、ミシンは、綺麗に完成したときに、まっさきに「ありがとう」と感謝を伝えたい大切な相棒です。

JUKIのミシンには、仕事に対して真面目な職人さんのようなイメージを持っています

JUKIのミシンは丈夫で頼りがいがある。
堅実。しっかりもの。
華美ではないけど、仕事に対して真面目。
仕事に対して真面目な職人さんのようなイメージを持っています。

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家にミシンがあることは特別なことではなく、日常の光景でした

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もともと母が洋裁をしていて、当時は黒い足踏みミシンを母が踏んでいました。それを目にして育ってきたので、家にミシンがあることは特別なことではなく、日常の光景でした。
いらなくなったハギレがたくさん家にあったので、子供のころからその生地でぬいぐるみを作ったり、クレイジーキルトのようにつなげたり・・・
インテリア雑誌などを参考に正方形をこんな感じでつなぎ合わせばいいのかな~なんて真似しながら手芸を始めたんです。
高校生の頃は、学校に持って行くバッグやペンケースやブックカバーなどにアップリケをして手作りのものを学校に持っていったりもしました。友達からも褒めてもらって、またそれが嬉しくてね。
その後、就職して結婚するまでの間は自分の服を作ったりもしましたよ。結婚して子供が生まれたあとから、本格的にハンドキルトを始めました。当時はヴォーグさんの通信講座や、本を見ながら学んでいました。まだ子供が小さかったので、子供が寝た後、夜にチクチク縫うのがとてもリフレッシュになりましたね。

20年くらいはずっとハンドキルトをしていたんですが、いろいろな作品展や雑誌、pinterestで海外の方のミシンキルトを目にするようになって、おもしろそうだな~早くできそうだな~っと興味がわいてきて...。ハンドからミシンキルトへシフトしていきました。手芸普及協会のミシンキルトの講師養成講座で、その面白さに目からうろこのテクニックに夢中になりました。ミシンキルトをしてからは、まだ5年なんです。それからは今はもう、ほとんどの作品をミシンキルトで作っています。

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みなさんの個性を尊重して自由に制作してもらうお手伝いをしています

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ハンドキルトをされていた方がミシンキルトに移行をされて、みなさんよくおしゃるのが、「角があわない」・「きっちり正確に縫えない」と言って気にされる方が多いんですが、縫っているうちに上達していくものなんで、気にせずもっと楽しんでほしいと思います。海外の作品を見ていてもそうなんですが、あえてクレイジーキルトのようにズラして縫う手法もあるので、とにかく縫う楽しさを伝えたいですね。
カントリーキルトマーケットのキット制作もしているので、初心者のかたがどういう風に作ればわかりやすいか、というのは常に考えています。より簡単に早くできる方法を模索していますね。
また生徒さんを見ていても好きな布や色があるので、みなさんの個性を尊重して自由に制作してもらいたいです。
配色を悩まれる方が多いですね。私も同じ悩みを抱える一人でした。
藤田久美子先生の講座を受けて、配色やデザインを学んだことが、わたしの宝物になっています。
生徒のみなさんにも、ご自身のお気に入りの配色が見つかる様、お手伝いしていけたらな~って思っています。
よく生徒さんから、私のキルトを見ると元気が出るって言ってくださるんです。
それがとても嬉しくて、私自身も元気がでるような配色を意識して制作しています。
子供の頃から自然が多いところに住んでいるので、私の特色を生かして葉っぱの色や木の色、子供の頃は琵琶湖のほとりに住んでいたので、水の美しさや空など、自然の美しさや爽やかさ、また心地よさを感じるようなキルトを作りたいと思っていますね。子供の頃に見た風景が今でも染み付いていて、自然の色をおのずと好むようになっています。

実際に自分で手にして持ちやすい・使いやすいという「実用美」を感じて欲しいです。
最近は民芸にはまっていて、「実用美」(使うものの美しさ)を意識するようになってきました。
柳宗悦さんの本を読んで影響されて・・・最近、無印良品からも文庫本が販売されて、再読して、さらにそう感じるようになったんです。
キルトもテクニックを駆使した飾るキルトではなくて、実用的なキルトを広めていきたいと思いますね。
家の中に馴染むような生活の一部であってほしいです。

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例えば、おばあちゃんがお孫さんにベビーキルトを作ってあげたり、お母さんが家族のために炬燵カバーや座布団カバーなどを作ったり、日常的に使えるものをキルトで提案したいという想いがあります。美術展に飾ってあるような高級品ではなくて、使うための日用品には、持ちやすい、使いやすいという「実用美」が大事なことではないでしょうか?
使う人のことを考えて気持ちを込めて作るもの、暮らしに馴染むもの、使う人の心を満たすもの、使いやすいものこそ、それが美しく感じると思います。

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ミシンは、直線が綺麗なものを選びなさい!(笑)

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JUKIミシンは直線縫いがとても綺麗ですね。
縫いに安定感がありますよ。
ピースワークはもちろん、カバンを作るときに「さあ仕立てをするぞ!!」っというとき、分厚い部分も楽に縫える、JUKIミシンなら心強いです。
今まで他社のミシンを使っているときは、表の縫い目は綺麗に縫えているのに裏を見るとつっていて糸調子がうまくいかず、綺麗に縫えなかったんです。
でもJUKIミシンの縫い目は表裏ともに綺麗ですね。
基本機能がしっかりしているというのも魅力ですね。
日頃から生徒さんへも「直線が綺麗なものを選びなさい」って言っています。(笑)

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職業用ミシン SL-300EX

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透明ワイドテーブル

大きなタペストリーのキルティングをするときは全然違いますね。
大きくなればなるほど重みが出て引っ張られるので、フリーモーションやキルティングのときは外せません。

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ルーラー

大阪キルトショーでは
迷って 買えなかったのですが、ドームで売り切れたと聞き今度は思い切って購入。
ちょっと試し縫いをしてみたのですが、楽しいです〜(*^o^*)

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キルト押え(ルーラー用 1/4インチ )

ルーラー使用時、押えが上下しないので、目が疲れないないですね。

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家庭用ミシン HZL-EX7

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ピボット機能

ピボット機能がなかったらアップリケがしたくない!って思うほど、この機能は大のお気に入りです。
葉っぱやお花のカーブの部分など、ブランケットステッチ「ダイレクト6」で作るのが好きです。

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フロートモード

ボタン一つで簡単に設定値が変えられて、キルティングがとても綺麗にできます。
小物制作は特に便利な機能ですね。

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押え圧

微調整できるのがいいですね。

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オープン押え

この押えは針落ちがしっかり見えて好きです。

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パール付け押え

パイピングコードを付けるのに今まではかなり苦労して面倒だったんですけど、ミシンでこんなに綺麗につけられるなんて、本当に感動しました。

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ダイレクト模様「6」

ポーチや小さなバッグを作るときに使っています。凝った飾りではなく、シンプルなブランケットステッチが綺麗に縫えます。

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ボタンホール

最近ソーイングを習い始めたので、このボタンホール機能を使って、楽しみたいと思っています。

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広いソーイングスペース

大きなキルトでもキルティングしやすいです。

取材:2017年9月