JUKIのものづくり

「農工一体経営」の思想で昭和46年に建設
されたJUKI大田原工場(栃木県)

JUKIは企業理念の一つとして「技術を創造し、進化させ、新しい価値を生み出す」ことを掲げています。
世の中にない技術を創造し、ものづくり全てのプロセスを通じて信頼される品質を生み出す、こうして完成したミシンや電子部品実装機などの製品を世界中のお客様にお届けしています。

それら主力製品の部品製造や組立を担っているのが、日本全国にあるJUKIグループの製造工場です。
製造工場のほとんどは、秋田、栃木、福島、新潟、三重、広島、島根などに昭和30年代~40年代に設立され、50年以上のものづくりの歴史とともに、多くの技能者を育ててきました。

こうした地方工場の設立には、創業者 山岡憲一の“その地域に生かされ、その地域を生かす”という「農工一体の経営」の思想が基礎になっています。山岡は、都市とは違う清澄な空気の中に人間尊重の働き場所をつくることを理想として、地方に新しい職場をつくり、その地方の人を採用しました。農村青年のまじめさ、忍耐力、そして誠実さにJUKI製品のものづくりを託したのです。

また当社は、コーポレートスローガンに「Mind & Technology=心の通う技術」を掲げています。これは、部品ひとつひとつにお客様への想いを込めたものづくりをするという、JUKI社員の心に刻まれたDNAでもあります。

昭和48年当時の会津精密(現 JUKI会津(株))の
ロストワックス工場(福島県)