縫製工場の課題を解決するための「JUKI無料ウェビナー」を開催しました
 

JUKIは、Withコロナ、Afterコロナ時代の縫製工場のニーズとして注目されているデジタル化、自動化、ネットワーク化を駆使して、縫製工程の課題を解決する無料のウェビナーを11月24日と25日の2日間開催し、約1,100人の方が参加しました。

縫製の現場で課題となっている「不良率の低減」「生産性のさらなる向上」「省人化」「脱技能」などに対して、それぞれの地域や国で求められている内容を日本語、英語、中国語にて実施しました。
参加者からの質問も多く、具体的な事例がわかりやすかったなどの感想をいただきました。

コロナ禍の中、リアルな展示会の開催が難しいため、当社は今後もWebを活用し、市場に合った商品説明、セミナーを開催してまいります。

■ウェビナーの内容

11月24日(火) 
①    11:00~11:45 (セミナー言語:中国語)
 『不可能』が『可能』に変わる!~デジタル化で下着縫製の課題を解決~
JUKIが提案するデジタル化により、下着縫製工場における、諦めざるを得なかった縫い品質の改善・解決や、ダウンタイムを低減するための方策を事例と共に紹介。
<お勧め対象者>
・現状の縫い品質に満足せず、さらなる品質向上を目指したい
・保全担当者のミシン調整の負担を減らしたい

②13:00~13:45 (セミナー言語:日本語)  
不織布製品生産自動化
最新鋭の防護服生産ラインを紹介。レーザー裁断機、超音波溶着機、折りたたみ機、封入機など、省人化・自動化を図ったライン構築が可能。多岐にわたる機種構成に対するJUKIのサポート体制も含めて紹介。
<お勧め対象者>
・防護服生産設備導入支援補助事業 事業者
・防護服生産を行っており、設備増強を図りたい

③15:00~15:45 (セミナー言語:英語)
 『不可能』が『可能』に変わる!~デジタル化で下着縫製の課題を解決~
*①の英語版で、同じ内容です。

④17:45~18:30 (セミナー言語:英語)   
縫製効率の進化の先へ 「下糸自動供給技術による生産効率化とスクラップ削減」
ミシンにはつきものの自動化を阻止する作業の解消方法を紹介。素材の供給、搬出の自動化、そして下糸供給の完全自動化など、具体的な事例をもとに、生産性を高めるだけでなく、空縫いによる失敗の防止、下糸の無駄の削減、さらにはオペレーターの負担軽減を実現する方法を紹介。
<お勧め対象者>
・AMS(電子サイクルマシン)の頻繁な下糸交換の手間を省き、生産性やオペレータの疲労を軽減したい
・生産ライン自動化を目指し、脱技能化や省力化を進め、不良率を下げたい
・環境配慮、生産性向上、コスト削減を図りたい
・下糸管理からの解放

11月25日(水)
①11:00~11:45 (セミナー言語:中国語)
『バックパック生産効率化』 脱技能と生産現場の見える化
バックパックの大小を問わず、かつ厚み変化にも対応できる自動機を紹介。
ミシンの稼働状況を、どんなブランドにも対応して見える化する管理システムもあわせて紹介しました。
<お勧め対象者>
・設備投資を抑えつつ、品質と生産性の両立を図りたい
・オペレーターの育成に時間がかかり品質の安定に苦労している

②13:00~13:45 (セミナー言語:英語)  
縫製工場DX(デジタルトランスフォーメーション)
縫製工場で使われるミシンの管理や、設備稼働率の向上、人材育成などを通じて、生産性を高める方法を紹介。また、スマホやタブレットを使った点検作業や、Webを使ったe-ラーニングによる人材活性化についても紹介しました。
<お勧め対象者>
・オペレーターでもできる標準化された日常点検を工場に浸透させたい
・いきなりの故障によるラインストップを防ぎたい
・設備稼働率を高めたい
・新人オペレーター教育に工数がかかり困っている

③15:00~15:45 (セミナー言語:英語)  
 『生地風合いを大切にした切断品質』 、PS-800による新しい切断装置の提案
レーザーではないのに布を滑らかに切断できる、両刃回転メス付きのパタンシーマ(PS-800)を紹介。
<お勧め対象者>
・生地カットにレーザーを使いたいが、布は焦がしたくない
・ダクトなどの周辺環境の整備への投資を抑えたい
・従来のカッター・メス装置には満足していない
・レーザーカッターを既に導入しているが、出来上がり品質が不満
 

■セミナーに関する問合せ先
JUKI株式会社 縫製機器&システムユニット 営業推進部営業推進グループ 松山 繁博 TEL:042-357-2355