東京ファッション産業機器展(50th FISMA TOKYO)が10月7日(金)、8日(土)、東京ビックサイト西3ホールで開催されました。50回となった今回の展示会はテーマを「日本再生=ゆるぎない信頼」~安心、安全、そして信頼へ~ として、工業用ミシンを始め、縫製アパレル関連機器など81社176小間の出展で行なわれました。

併催行事では、各種セミナーやイベントが開催され、特別企画セミナーでは、「パターンとアイロンのマッチング」小倉万寿男氏((株)オンワード樫山)、「美しい袖付けのポイント」岡安茂男氏((株) 三景)の講演が行なわれ、立ち見がでるほど多くの方が聴講されていました。また、イベントの東日本大震災被災者応援企画「パッチワークキルトで繋ぐ心の絆」は、参加者にミシンを使ってパッチワークキルトを作成、縫い合わせてもらい膝掛け大にして、それを被災地の高齢者や子供へ贈るというものです。これにも多くの方が参加され、最新のミシンを体験すると共に、被災者へとの想いでミシンを操作されていました。

JUKIでは自動・省力機を中心に新商品の自動ベルトループ付けミシン「AB-1351」など14機種の工業用ミシンと、新発売のコンピューターミシン「HZL-Gシリーズ」など5機種の家庭用ミシンを出展しました。特に自動・省力機の注目度が高く、1台で7パターンのベルトループ付けに対応する「AB-1351」、斜めフラップが縫える自動玉縁縫機「APW-896」、異種のカーブを縫い合わせできるエッジコントロールシーマー「AE-200A」などは常にお客さまで賑わっていました。詳しくはJUKI工業用ミシンホームページの新着情報も参照ください。
  50th FISMA TOKYOの来場者数は7日5,798人、8日4,311人、合計10,109名。