製品特長
確実な送りと交互上下
交互上下量は最大6.5mmと大きく、また素材の厚さが変化しても交互上下量の比率が変化しない機構です。さらに針流れが少ない新型ボックス送りの採用で、段部でも目詰まりのない安定した縫いピッチで縫い上げます。
高速性能で生産性を向上
縫い速度は2,500sti/min(DNU-1541、1541S)、3,000sti/min(DNU-1541-7)の高速性能を実現し、高い生産性を発揮します。
安全装置(DNU-1541S)
糸が釜に絡まるなどの縫いトラブルが発生した際に、安全装置は自動的にミシンへのダメージを防止します。
交互上下量の設定・変更が簡単(DNU-1541-7)
押え足と上送り足の上下ストローク(交互上下量)は、頭部上面の大型ダイヤルで簡単に変更できます。また、その設定値に基づいて縫い速度が自動調整されますので、常に理想的な縫製条件が維持されます。
確実な糸切り機構(DNU-1541-7)
メス駆動は、糸切りカムによる理想的な回転運動を行い、#5までの太糸に対応して、シャープな糸切りを実現します。
タッチバック装置を 標準装備(DNU-1541-7)
タッチバックスイッチを軽く押すだけで返し縫いが行えます。また、吊り定規の装着時や立体を縫製する場合には、作業の邪魔にならないように上方に移動できます。
基本機能
優れた操作性、メンテナンス性
縫い目長さの設定は送り調節ダイヤルで簡単に行えます。
見やすい針元、アーム前面に配置した下糸巻き装置、大型はずみ車(φ160mm)など、操作性が向上しています。
膝上げ機構をベッド部にビルトイン、膝上げ圧が軽減し、セットアップ性も向上しています。
アーム上面が全開になるフルオープントップですので、調整作業が簡単に行えます。
集中油芯方式の給油機構を採用。面倒な注油の手間を大幅に削減します。(釜部は自動給油)
上送り機構をアームに内蔵化し、油の飛散を防止しています。見やすい針元
上糸緩めソレノイドを頭部背面に装着し、針元、タッチバックスイッチが見やすくなりました。
スペック
機種名 | DNU-1541 | DNU-1541S | DNU-1541-7 |
---|---|---|---|
最高縫い速度 | 2,500sti/min※1 | 3,000sti/min※1 | |
最大縫い目長さ | 9mm (正逆共) | ||
針棒ストローク | 36mm | ||
押え上昇量 | 手動 9mm/膝上げ 16mm | ||
天秤 | スライド天秤 | ||
交互上下量 | 2.5~6.5mm | 1~6.5mm | |
交互上下ダイヤル | - | 標準装備 | |
下送り微調整機構 | - | 標準装備 | |
使用釜 | 垂直全回転2倍釜 | ||
使用針 (出荷時装着番手) |
135×17 ( Nm160) Nm125~Nm180 又は、DP×17(#23)#20~#24 | ||
使用糸 | #30~#5, B46~B138, Nm=60/3~15/3 | ||
ピッチ変更方式 | ダイヤル式 | ||
下糸巻き装置 | 頭部内蔵式 | ||
膝上げ装置 | 頭部内蔵式 | ||
安全装置 | - | 頭部内蔵式 | - |
給油方式 | 集中油芯給油(釜部:自動給油) | ||
使用油 | JUKI ニューデフレックスオイル No. 2(ISO VG32相当) | ||
フトコロ広さ | 264mm | ||
ベッドサイズ | 477mm×178mm | ||
タッチバック装置 | オプション※2 | 標準装備 | |
エアー圧/ エアー消費量 |
- | 0.5MPa (5kgf/cm2), 0.3dm3/min | |
電源/消費電力 | - | 単相100V・三相200V/425VA | |
頭部質量 | 36.5kg | 42.5kg |
※1 sti/minはStitches per Minute(針/分)の略です。
※2 タッチバック装置装着時はエアーが必要です。