データエントリーとは

データエントリーシステムの目的

データを入力する方法は、 Excel、Access・・・などなど数多く存在します。
ですが、データエントリーシステムは下記を目的に開発されており、専用システムとして市場において認知されております。

●高精度なデータ作成

入力ミスが頻発すると、クレームだけでは済まず、お客様に多大な損害や、取引上の深刻な信用問題にもなりかねません。
データエントリーシステムはあらゆる機能を使用し、クリーンなデータ作成の支援をします。エントリー業務ではもっとも大切なポイントとなります。

●エントリースピードの高速化

エントリー工数で一番多くを占めるのは「人件費」です。一定時間内に入力できる件数を最大限に上げることにより、1件あたりの入力原価を低減させることができます。エントリースピードの高速化は、人件費を最大限に有効活用でき、ひいては利益率の向上に繋がります。

●作業効率の維持

時間経過とともに、疲労により生産性が落ちてゆきます。瞬間あたりのタッチ数がいくら多くても、1日の出来高(入力タッチ総数)が少なくては、 結果人件費の増大に繋がってしまいます。生産性ダウン量を少しでも緩和するということが、1日の出来高を最大にし、売上・利益に貢献します。


データエントリーシステムの3大機能

目的を達成するための機能として3つの大きな機能があります。

①ベリファイ機能

エントリーデータを、1次入力者とは別のオペレーターがベリファイ(検査入力)を行います。異なったオペレーターが検査することにより、 オペレーターの見間違いによるエントリーミスや、タッチミスを防ぐ事ができます。



【エントリーの精度向上】

一般的にエントリーシステムによるエラー率は、0.05%程度と言われておりデータの精度を高める為の手段として評価されております。
※データの内容、作業者の熟練度により違いがあります。


【エラー修正時間の短縮】

その場で原票を確認し修正ができます。エラー箇所を修正するために、「原稿を探す」、「どの文字がエラーか探す」という手間が省けます。作業効率の向上に繋がります。

【オペレーターの負担軽減】

エラーがあった場合、カーソルがエラー位置で停止し、エラー音が鳴ります。ベリファイ者は画面を見ずにエントリーと同じように作業ができます。


②連想入力機能

漢字1字1字に2タッチのコードを割り振り、特定の文字をダイレクトに指定しエントリーいたします。

練習が必要ですが、作業効率の向上に大きく貢献いたします。

連想入力の詳しい説明はこちら

③専用キーボード

人とマシンが直接触れるインターフェースであるキーボードは、生産性向上の大きな鍵となります。
手の動きを最小限に抑えるプロ仕様の029型専用キーボードを採用しており、ハードウェアからオペレーターを支援し、生産性・操作性を改善いたします。

専用キーボードの詳しい説明はこちら