- デジタルテンションを搭載。
ミシンが縫製パターンに合わせて最適なテンションを選択します。
縫い方向による締りのばらつきを軽減し、品質向上につながります。
頭を悩ませていた円縫製、ヒッチ方向の縫製に力を発揮します。 - 熟練工の感覚をデジタルで再現、何度でも。
基本的な調整は従来と同じ。新たに操作法を覚える手間がいりません。
従来のツマミを残しながら、デジタルでも管理可能です。 - 安全帯縫製では、縫い始めから縫い終わりに向かって生地が硬くなるため、張力を徐々に強くすることで、一針毎に安定した縫い目を再現します。
Jシリーズ[電子パターン縫いミシン]
ラインアップ
J シリーズの特長
- 縫い上がりをさらに美しく!
- 不良品流出を徹底防止!
- メンテナンスをもっと簡単に!
各縫製方向に最適な糸締りデジタルテンション
1針目から安定した糸絡みを実現縫い始め目飛び防止機能(e-stitch)
- 縫い始めでも糸絡みをスムーズに。
縫い始めに発生する生地のバタつきを限りなく少なくすることで、“糸が絡まない”を解決します。
縫い始めの生地裏にできる“糸絡み”を軽減します。 - あきらめていた捨て縫いをより少なく。
柔らかく糸が絡みづらい生地でも中押えでしっかりと押えているので、目飛びが低減できます。
縫い品質に直結する、捨て縫いが困難な縫製物に威力を発揮します。
捨て縫いが不要の見栄えの良い仕上がりで、加飾縫製に力を発揮します。
誰でも簡単にきれいな角出し縫い補正機能(FF-stitch)
- 角縫い・縫い始め・縫い終わりの調整時間を短縮。
簡単に操作パネルで微調整できるため、より感覚的な調整が作業者でも可能になります。
縫製物ごとの角や目数に合わせた微調整が簡単にできます。
縫いの行き帰り(針落ち位置)合わせが簡単にできます。 - 高速縫製で角縫いに問題が発生した場合でも調整可能。
キレイな角を出すために速度を落とす必要がなくなり、生産性向上につながります。
※PLK-J2516-YU/J2516R-YUのみ対応
幅広い調整機能によりきれいな縫い目を実現中押え独立機能
- 薄物から厚物まで、多種多様な生地を最適に押えます。
縫い調子に直接影響する中押えが自由なモーションを作れるので、よりきれいで安定した縫い目になります。
パネル調整により、縫い調子出しがスムーズになります。 - 生地を押える時間とタイミングがデジタルで調整可能。
最適なタイミングで生地を押えることで、生地の浮き上がりを防止。
針落ちの安定性向上や目飛び低減に繋がります。
1サイズアップの縫製に対応エリアが広がった極厚縫いミシン
- 縫製エリアの拡大。
フルハーネスやラッシングベルトの多工程一括縫製が可能となりました。
また、従来の極厚物縫製対応製品と比較し、速度が1.5倍向上。縫製エリアの拡大と速度の向上によりサイクルタイムを大幅に短縮します。
※PLK-J4040RH/J10050RHのみ対応
中押えの高さを自動で調整MTトレーサーを搭載
- 縫製パターンに沿って中押えが生地全体の厚みを自動で測定し、中押えの高さを調整します。従来、生地の厚みが変化する部分を一箇所ずつ作業者が手動で入力を行っていましたが、当機能を活用することで、入力にかかる時間と手間を大幅に短縮・削減することができます。
- 厚さが異なる箇所の多い縫製物に有効な機能です。
※当機能は、縫製生地に対して最適な中押えの高さを保障するものではありません。測定後、必要に応じて微調整を行わないといけない場合がございます。
セッティングミスをミシンが発見厚み検知
- 生地の厚みをチェックし、縫う前にセッティングミスを発見。
縫製パターン上を押えが動いて厚みを確認するので、貴重な生地を無駄にしません。 - 布厚0.01mmの薄物まで検知可能。
今まで人に頼っていたセッティングを、ミシンでもダブルチェックできます。
縫い目異常を的確に検知ステッチアラートを搭載
- 縫い目異常を事前に発見。
かまに加わるテンションを感知することで、縫製時に発生する縫い目異常(目飛び、糸切れ)を検知。
ミシンを停止し不良品の早期発見につなげます。
※PLK-J4040RH/J10050RHのみ対応
不良検出に加え、良否判定・良品保証を支援します
縫い目異常検知
- 縫い目異常(目飛び、糸切れ)を目視だけでなく、機械側で正確に検知することで、不良品流出を未然に防止します。
また、縫い目異常が何針目で発生したか検知できるため、各生地・パターンのどの部分で目飛びが発生しやすいか分析も可能です。
※PLK-J2516-YU/J2516R-YUはオプション対応
※PLK-J4040RH/J10050RHは除く
調整感覚をデジタル化カマ、中押え、糸切りのデジタル調整(上下別駆動)
- 調整時間の短縮。
操作パネル入力により「工具を使用しての微調整時間」が大幅に短縮できます。 - 機械調整部分を数値化し、調整を簡易化。
数値化することにより、今まで不可能であった機械調整部分の再現性を実現。 - 熟練者の感覚をデジタルで再現、何度でも。
熟練者の調整作業が必要であった部分を、パネル操作のみで数値による調整が可能です。
※PLK-J2516-YU/J2516R-YUは中押えのデジタル調整のみ
ボビン交換用開閉窓
作業者がすべり板の下に潜り、ボビン交換が必要だった従来大型機種に比べ、Jシリーズではすべり板の開閉窓からボビンを簡単に交換できるため、作業者の負担が軽減します。
※PLK-J2516-YU/J2516R-YUは除く
ガラスエポキシ製すべり板
従来のステンレス製と比較して汚れがつきにくく、錆防止に繋がります。
噴霧式デジタル給油
カマ、上軸への給油をデジタル管理し、最小の給油量を実現。
給油忘れ、油漏れを防止します。
品質と省エネを両立
より速く、より美しく
生地厚の変化など様々な条件においても、速度性能を最大限に実現。
従来機種縫製速度と比較し、最大30%UP。
優れた省エネ効果
新アーム・ベッド構造と新XY送り制御の搭載により、低振動+低騒音=省エネを実現。縫製速度の向上と縫製エリアを拡大しながらも、従来機から更に消費電力を削減。