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JUKI 自動倉庫「ISM3600 F.A.」を発売
~自律走行型搬送車との連携で部品管理の自動化を推進~

新製品情報

JUKI株式会社(本社:東京都多摩市、以下「JUKI」)は、電子部品や小物商品の入出庫・管理を自動化し、さらにAMR(自律走行型搬送車との連携で自動搬送を可能にする自動倉庫「ISM3600F.A.」を2024年6月に国内外で発売しました。

当機はコンパクトかつ大容量な自動倉庫で、電子部品を自動で入出庫できることはもちろん、棚卸作業にかかる工数削減や、商品の先入先出しの徹底、倉庫管理の煩雑化への対応など、部品管理における様々な課題を解決し、効率的かつ効果的な倉庫管理を実現します。

従来機の大容量汎用モデル「ISM3600」は、AMRと連携するための専用ユニットを後部に追加する必要がありました。当機は専用ユニットを介さないため、AMRが後ろに回り込まずにフロント側から入出庫が可能になり、低コスト化と省スペース化に貢献します。

昨今の慢性的な人手不足の中、自動倉庫による効率化や省人化に対するお客様のニーズが高まっています。JUKIは、実装分野だけでなく様々な分野のお客様のニーズにお応えするため、自動倉庫の取り扱いを、産業装置事業から「ストレージ事業」に移行し、よりお客様視点での企画、開発、営業を強化できる体制を構築しました。自動倉庫の機能拡張を図り、基板実装工場はもとより、製造部品や高額素材
商品を保管管理する装置として、様々な業界のお客様に展開してまいります。

<JUKI 自動倉庫ISMシリーズについて>
ISMシリーズは、イタリアのEssegi社が自社の基板実装工場の電子部品向けに開発した製品で、JUKIは2013年から販売をスタートしました。2019年には合弁会社ESSEGI AUTOMATION S.r.l.を設立し、製造・販売・サービスに至る事業全体での協業を強力に推進しています。アジア圏へ販売する製品の一部は、当社の大田原工場で製造・供給しています。

ISM3600 F.A.
製品ページ

特長

1. 専用収納ケースによる一括入出庫

・最大27 ケース※を重ねて同時に入出庫が可能。 ※8mm 厚の収納ケースの場合

2. 部品サイズに応じて収納ケースの高さを変更

 ・8 mm 幅~最大88 mm 幅の電子部品のリールに対応。
 ・汎用ケースに変更することで、電子部品のリール以外も収納可能。
 ・汎用ケース 幅165mm × 奥行343mm × 高さ1010~90mm まで。

▲汎用ケース

3. フリーロケーション収納

・空いているスペースに自動で収納するので、デッドスペースを作らない。

4. 工場レイアウト変更に柔軟に対応

・コンパクトなモジュラーコンセプトにより、工場のレイアウト変更に対して柔軟に移設可能。

5. 3種類の収納ケース形式を自動認識

 ・7インチシングルケース、7 インチダブルケース、15インチケースを高さ含めて自動認識。

6. AMR( 自律走行型搬送車 との連携による自動搬送

・正面の入出庫扉に直接AMRがアプローチして自動で受け渡し可能。

◆仕様

外形寸法
(W×D×H [除湿器含])
幅2,532mm x 奥行1,673mm x 高さ2,453 [2,722]mm
質量(本体) 1,196kg(空 )- 1,763kg(ケース込)

◆発売日

ISM3600 F.A. – Front Automation ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2024年6月1日

◆JUKI自動倉庫に関するHP

部品管理の自動化ソリューション