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1ヘッドマウンタ クラス最速47,000CPHを実現 高速スマートモジュラーマウンタ「RS-1R」を新発売

JUKIは、プリント基板への部品搭載スピードを大幅に向上させ、生産性、品質向上を実現する新機能を追加した「高速スマートモジュラーマウンタ RS-1R」を3月21日より国内外で発売します。
RS-1Rは、プリント基板の実装工程において電子部品を「基板」に搭載するための装置で、高速機、汎用機の枠を超えて、幅広い生産品目に対応できるオールインワンマウンタです。

当機は、2017年の発売以来、ご好評いただいている高速スマートモジュラーマウンタ RS-1の最新モデルです。RS-1の構造や機構を改良し、搭載スピードを12%向上させ、1ヘッドマウンタにおいて最速の47,000CPH(最適条件時)を実現しました。
さらに、RS-1で採用した部品高さに合わせて認識センサ可変する「匠ヘッド」を継承。RS-1Rでは、認識高さを、従来の5段階可変から6段階可変へとさらに細分化しました。高さを1段階増やすことで、より最適なヘッド高さで部品搭載することができ、実効タクトも飛躍的に向上しました。

また、ノズル*1に装着したRFIDタグと本体に装着したRFIDリーダーを読み込むことにより個々のノズルを管理できる業界初の機能を新開発しました。今後は、システムソフトウェアとの連携で実装品質に直接影響するノズルの品質管理、保全管理のスマート化、実装不良の不具合解析など、さらなる実装品質の向上に向けたソリューションを拡充してまいります。

RS-1Rは、多品種少量生産、変種変量生産など、様々な生産ニーズに対応する複数台の連結ラインや、「高速コンパクトモジュラーマウンタ RX-7R」との組み合わせによる高速ラインなど、柔軟なライン構築が可能です。
当社は、お客様の生産ニーズに柔軟にお応えするとともに、実装機のみならず、前後工程を含めたトータルソリューション「JUKI Smart Solutions」で、工場全体の生産性向上の実現に向け、お客様をサポートしてまいります。

*1 ノズル:電子パーツを吸着し、基板へ搭載するための部品。電子パーツサイズに応じて様々な種類がある。

特長

(1)1ヘッドマウンタ クラス最速タクト47,000CPHを実現

レーザーセンサを基板に近づけ、吸着から搭載までの移動時間を極限まで短縮したことで、最速タクト47,000CPH(最適条件時)を実現しました。

(2)部品高さに合わせて認識センサの高さが可変する「匠ヘッド」のさらなる進化

従来の5段階(1・6・12・20・25㎜)の高さに加え、3㎜高さを追加し、6段階の可変高さに細分化しました。これにより、認識センサをより最適な高さに変更することができ、実効タクトが飛躍的に向上しました。

(3)業界初 新開発ノズルRFIDタグ認識機能(オプション)

業界初となるノズルにRFIDタグを装着しました。ノズルのRFIDタグを本体のRFIDリーダーで読み込むことにより、搭載されるノズルの個別認識を行うことができます。さらに今後は、システムソフトウェアと連携することにより、実装品質に直接影響するノズルの品質管理、保全管理のスマート化や不具合解析など、さらなる品質向上に貢献します。

(4)生産性、操作性の向上

最大サイズ7×28㎜までの大型ノズルを収納するプレート(オプション)をマウンタ内にセットできるようになりました。大型部品や異形部品も、より効率的に生産することができます。
また、利便性を高めるタッチペン、ソフトウェアキーボードを標準装備することでさらに生産性、操作性が向上しました。

発売日

国内・海外 2019年3月21日

希望小売価格

高速スマートモジュラーマウンタ(固定バンク仕様) RS-1R  19,300,000円

当リリースに関する問合せ先

JUKIオートメーションシステムズ株式会社 営業推進部 上田 裕司  TEL:042-357-2293
JUKI株式会社 総務部 総務・広報・環境グループ     林 桐子   TEL:042-357-2398