Y.K
INTERVIEW
女性が安心して働き続けられる環境。
インタビュー
INTERVIEW
現在の業務内容について教えてください。
私たち監査部は、内部統制と内部監査、そして監査で発見した問題点への業務指導を行う3つの大きなミッションがあります。
自社及びグループ会社の業務が効率的かつ円滑に運営されているか、法令は遵守されているか、各種規定やマニュアルに沿って業務が遂行されているか、などを実際に現場まで足を運んでチェック・評価し、必要に応じて改善策のアドバイスを行います。それらを通じて、業務効率化、経営リスクの低減、不祥事の防止などに貢献することが求められます。
JUKIのグループ会社は国内よりも海外の会社数が多くなっています。現地社員との直接のコミュニケーションも増えており、言語や文化の違いによる難しさはありますが、グループ全体の業務を俯瞰して見ることが出来る面白さを感じています。
ここ数年、国内外の著名な企業による不正や不祥事が継続的に発生していますが、リスクや問題点を早期に発見・解決し、社会的な信頼を損なうことのないよう、力を使っていきたいと思います。
女性としての働きやすさについて教えてください。
女性が働きやすい職場とは「給与・仕事内容」に差別がないこと、産前産後休暇や育児休暇、短時間勤務制度などが取りやすいことなどが条件になると思います。給与・仕事内容は個人の成果・能力・適性により決まりますし、私自身も女性だからといって特別な扱いを受けることなく、同僚の男性社員と同様に仕事が与えられ処遇されてきたと感じています。2016年4月よりダイバーシティ推進室が発足し、男性も含めた働き方も見直すことにより、女性が更に活躍しやすい環境が整うことが期待されています。また、出産・育児・介護に関係する諸制度も充実しており、社員は制度を利用することに協力的です。結婚、出産、育児を理由に退職する社員は少なく、安心して働き続けられる環境がJUKIには整っています。
苦労した経験や成功体験を教えてください。
私は入社以来29年間ずっと人事部門に所属していました。その間「人」に関する業務については、採用から退職に至るまでの全ての業務と制度企画について幅広く経験させていただきました。一方「物・金」に関する事柄は全く疎く、監査部に異動となったときは、一からの出発となりましたが、日々勉強になっています。1カ月間の夜間の外部教育と1年間のOJTという恵まれた環境も提供していただきました。知らないことがほとんどで、同僚が話している日本語が理解できない、まさに暗中模索の毎日でしたが、今となっては、人事での経験も活かしながら、会社を違った観点で見る機会をいただいたことに感謝しています。