LH-4500C
アクティブ押え
パネル上で回転数に応じ押え圧を数値で設定することが可能になりました。
縫製時の速度変化に対して安定した押え圧を実現します。
また、薄物や厚物など素材が変化した場合も柔軟に対応できます。
段部検知装置
平部と段部の生地厚を測定し、それぞれに応じた数値(縫いピッチ、押え圧、縫い速度、糸張力、針数)を設定できます。
段部を検知した時のアクティブ押えとアクティブテンションの設定値などが自動で切り替わりますので、段部のピッチ詰まり、糸締まり不良を防ぎます。
左右独立アクティブテンション
左右の糸張力を個別に補正することが可能になりました。
それにより①縫い速度の変化時、②左右で縫製条件が異なる時に個別に上糸張力を補正することができます。
また、③下糸残量を検知させることで残量に応じて上糸張力を補正することができ、安定した縫いを実現します。
角縫い機能
角縫いの針数を自動補正
角縫い縫製時、角部の角度を予め設定することでそれに応じた針数と縫い幅が自動設定されます。
高度な技能を要する工程において、角部でレバーを切り替えるだけで縫製が完了できます。
脱技能化により作業時間は約50%短縮され、生産性が上がります。
品質面でも角部の形状が崩れず、また内側の角部の縫い目が浮くような縫い不良も解消され、安定した品質を得ることができます。(LH-4588Cのみ)
全仕様で大釜を標準装備
従来厚物仕様に限定されていた大釜を、ファンデーション仕様(F)、中厚物仕様(S)に標準装備しました。
段取り換え時間の低減
標準サイズの釜より約2倍多く巻くことができますので、1日のうちでボビン交換にかかる時間を半減でき、生産性が上がります。
釜合わせ時間短縮
釜合わせや糸切りのタイミングがパネル上に数値で表示
プーリーを手回ししてパネル上に表示された釜合わせや糸切りタイミング位置に角度を合わせることで、おおよその位置を決められますので調整が容易になります。
新規釜軸台の採用による調整の容易化
新規釜軸台の採用により、針幅を変更しても釜タイミングが変わらず、再度の調整が不要になりました。 また、釜の針受け調整をネジ式に変更し、容易な調整が可能になりました。
2色LEDライト
作業者の疲労負担軽減
LED手元ライトは、これまでの調光に2色(白色/電球色)での調色機能を追加しました。
生地の色合いに応じて調色できますので、長時間縫製作業を行う作業者の目の疲れを軽減します。
テープカッター装置
手作業のテープカット工程が不要に
テープカッター装置(AT-45)を付属することで、テープ付け工程など、糸切り装置が使えずハサミを使っている工程での生産性向上が図れます。
駆動方式はモーター式を採用しましたので、エアー式と比較して動作音が非常に静かです。
エアー配管が不要ですので、レイアウト変更時にも自由にミシンを移動する事が可能です。
(オプション)