
LBH-1790AN
ミシンデータ双方向通信機能
NFC搭載の液晶パネルにより、タブレットなどの通信端末を使用して縫製パターンおよび縫い調整値を簡単に他ミシンへ水平展開することが可能です。
また、操作パネルの表示(操作画面、エラー画面、メンテナンス画面)は、トータル14か国語対応で、作業者や保全者に合せた言語選択が可能です。
アクティブテンション
糸、生地、縫い速度などに応じた上糸張力を操作パネル上で平行部・閂止め部個別に設定でき、それらを縫製データとして記憶します。
そして、平行部と閂止め部で確実に上糸張力を切り替えますので、美しい縫い形状を実現します。
さらに縫い始め、縫い途中、縫い終わりの上糸張力を個別に設定できるため、縫い始めのスッポ抜けや縫い終わりからのほつれを防止します。
また、下縫い時の張力・縫い目長さ・縫い速度も個別に設定できます。
パルスモーター駆動布切ナイフ
パルスモーター駆動により生地厚などに合せて、適正な速度で生地を切ることが可能になりました。
さらに、従来のマグネット駆動式に比較して大幅に生地切り音も低減しています。
多様な縫い形状
多様な穴かがり縫い形状31パターンを標準装備しています。
最大99パターンの記憶ができ、操作パネルから自由に選択できます。
例えば、標準装備されている「下縫いと布切のみを行う縫い形状パターン(パターンNo31)」は、
穴かがりを手縫いされる場合の目安として使用できるので、高級志向のお客様に最適で、効率の良い高品質な穴かがり縫製に貢献します。
下縫い機能
下縫いの有無、下縫い回数(1~9周から選択)をパネル上で設定することができます。
かがる前に穴円周を囲うように縫製する下縫いはかがり部分の強度が高まるため、ニットなどの伸びやすい素材で特に効果があります。
布切メス複数回落し機能
サイズに合わせ布切メスが複数回落ちる機能により、サイズ変更時の布切メス交換が不要です。
頻繁にサイズが変更になったり、縫いサイズの異なるサイクル縫いを行う場合、穴かがりサイズに応じ布切メス落ち回数が自動で設定されるため、小ロット生産においても段取り替え時間が減り生産性が向上します。
縫い設定を簡単に切替
デジタル化によりパール縫いとウィップ縫い、一重縫いと二重縫いなどの縫い設定が簡単に切り替え可能です。
残短仕様
アクティブテンションの働きにより、布裏の糸残り量を残短化し、縫い終わりの糸残り量が2㎜以下を実現しました。
糸摘み作業中にハサミで誤って縫製物を傷つけることによる不良発生も防ぎます。
(LBH-1790ANB)
振り巾10㎜用針板
標準出荷時は最大振り幅が4㎜あるいは5㎜用の針板が装備されていますが、
オプションで最大振り幅10㎜まで対応する部品を取り付けることができます。
幅の広いボタン穴やご自身で作成した*オリジナルのボタン穴を縫製することができます。
*作成には、別途PM-1が必要です。