AMS-221F Series

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デジタル化

IoT活用によるアプリ上のデータ管理が可能

縫製品に合わせたミシン調整データは、市販されているAndroid端末により非接触で双方向データ通信ができます。これにより、縫製ラインの複数ミシンへの一律の設定や状態の確認が簡単にすばやくできるようになり、段取り替えが容易になります。操作パネルにはUSBポートも標準装備しているので、装置間のデータ管理やソフトのバージョンアップも簡単にできます。縫い諸元が数値管理でき、「品質の安定」「段取り替え時間短縮」ができます。数値化した縫製データはAndroid端末、USBメモリーなどで外部に取り出しができます。縫製データの記憶容量は最大50,000,000針・999パターン(1パターンあたり最大50,000針)まで可能です。

針落ち精度

業界最高の針落ち精度

送りの剛性アップやJUKI独自の高性能な送り制御により送り精度が向上し、往復縫いでの縫いズレを軽減しました。また、外押えの送りは、間欠送り/連続送りが選択可能です。

アクティブテンション

通常のアクティブテンションに新機能を追加しました。低張力側出力と高張力側出力をメモリースイッチで切り替え実使用域の細かい張力管理を可能にしました。縫製途中でのテンションがピンポイントで変更ができ、布の厚みに連動させた上糸張力の設定や、縫い方向により変化する糸調子の補正が、容易にパネルから1針毎の入力が可能です。様々な縫製条件にも上糸調子の再現性がありますので、工程切り替え時の段取り時間も削減できます。

ダイレクトドライブ

省エネ・作業環境の向上

AMS-221Fは、小型ACサーボモータによるダイレクトドライブ方式を採用。パネルの画面表示OFF、モータ励磁OFF機能などにより、消費電力がAMS-221EN対比で12.2%低減しました。音/振動の低減により、オペレータに優しい作業環境を提供します。

2種類の外押え

外押えは一体外押え仕様と左右二段(分離)外押え仕様を用意しました。左右二段(分離)外押えは左右独立で操作ができ、セット性に優れています。外押えの上昇量や上昇・下降の速度調節は、左右それぞれに設定できます。

鳥の巣軽減機能&残短機能

鳥の巣軽減機能

縫い始めに糸切りをすることにより、縫い始めの鳥の巣が軽減し縫い目がより綺麗になります。ハサミを使用しないため、製品に傷をつけることがなくなり、品質管理の簡略化を実現します。(鳥の巣防止機能を設定する必要があります。)

残短機能

固定メスの位置変更により、糸切り後の上下糸残り長さが5mm以下になり縫い終わりの糸処理が不要となります。

※鳥の巣軽減機能と残短機能は、同時に使用できません。

仕様