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縦穴・横穴/鳩目・眠りがワンタッチ切り替え
ネックの穴かがり内製化で短納期に対応
 
鶴屋ファッション株式会社 代表取締役社長 宮崎修市さん
  専務 宮崎郁子さん
 
MEB-3200SS
電子鳩目穴かがりミシン
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宮崎修市さん宮崎郁子さん
  • 鶴屋ファッションさんは、岐阜で洋裁学校の流れを受け継ぐ、高い技能で知られたアパレル工場です。外は社長の宮崎修市さん、工場は専務で工場長の宮崎郁子さんが担当され、息のあったコンビで顧客の信頼を勝ち得ています。
  • 出身が洋裁学校だけに、アパレル技能の習得に熱心で、昭和42年の創業以来、量産よりも手をかけた高品質製品の生産に関心を持ってきたために、「アパレル工場が儲けた時代にも取り残されてきたが、やっとここに来て高品質生産技術が求められるようになり、私たちの時代がきた!」と感想をおっしゃっています。
  • 高い技術、前身が洋裁学校……ということで、パターンも作れることから、次第にサンプル、デザインへと仕事が広がり、必然的に穴かがりなどの作業の内製化が不可欠になってきました。というのは、サンプル縫いは枚数も少ない割に急ぎの仕事が多く、穴かがり作業は途中で行なわなければならない部分もあるために、内製化していないと、少ない枚数でもわざわざ協力工場にお願いしなければならないというネックがあるためです。しかも、少ない枚数、異なったパターン……がつき物です。自動機を入れてもどうしても段取り換え回数が増えて、生産性が悪くなりがちです。
鶴屋ファッション株式会社08
鶴屋ファッション株式会社03
  • そこで、横山工業ミシン専務の高木徳之さんのご紹介で導入されたのが電子鳩目穴かがりミシンMEB-3200SSです。導入した理由は、段取り時間、異なる縫製パターンへの対応などこれまでの自動機がもっていたネックをMEB-3200SSが解決してしまったからでした。MEB-3200SSがこれまでの穴かがりミシンと比べて備えている画期的な機能は以下のとおりです。
(1) 糸・ルーパー糸張力を電子制御するアクティブ・テンション(電子糸調子機)が付加されている。縫製条件のデータを縫製パターンごとに操作パネルで登録しておけば、次回は操作パネルからパターンを指定するだけで、縫製条件に応じた設定が自動的に行なわれます。しかも10パターンの縫い形状を標準装備、そのうえ89の縫パターンを記憶できます。その際に、糸張力を鳩目部、平行部など各部位ごとに設定できます。
(2) 3種類のプログラムを登録でき、それぞれのプログラムで15パターンを記憶するので、サイクル縫いができる
(3) パルスモーター制御の垂直駆動式の布切りメスが装備されていて、素材に応じてメスの圧力を変更しますので、切りムラがありません。
(4) エアーシリンダーで駆動する左右独立した押えが付加されていて、左右に段差のある縫製品も無理なく縫製作業ができます。
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  • MEB-3200SSが縫製パターンに応じて縫い条件を自動で設定する……ということが可能になったおかげで、パターンが頻繁に変化するサンプル作りの現場でも穴かがり自動機が使用できるようになりました。横山工業ミシンの高木専務は、「穴かがりの支払いが毎月5万円を越えるようであれば、導入したほうがいい」とお薦めしているそうです。
  • これまで鶴屋ファッションさんでは、さまざまな設備も導入されてきました。いずれも現役で稼動中です。それらは、LBH-1700、AMS-206C、DLU-5495S、エジコンなど、設備は稼働率が低くてペイするかどうかが導入に当っての大きな課題ですが、MEB-3200SSは、一日に1/3の稼動ですが、充分にペイしているようですし、「何よりも内製化できるようになったことが大きなメリット」(工場長の宮崎郁子さん)とのことでした。

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