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vol.216特集2
企業からの派遣者受入れ数の制限を解除
「実学」重視へ、より実践的教育を目指す
 
IFIビジネス・スクール 教務部門長 井上義次さん
  • IFIが設立されたのが1992年、今年でちょうど10周年になります。
  • 人材育成を目的に設立された学校ですから、当初から教育を重点にプログラム作りを進めてきました。業界に送り出した人材は既に各社で中堅社員として活躍していますし、講師に招聘した専門家とのネットワークは、業界人が交流できる貴重な財産となっています。この面でのIFIの貢献も大きなものがあります。
  • 設立が1992年、「リテールコース」「アパレルコース」の2コースでプレスクールを開校したのが1994年、以来スクールは8年の経験になりますが、井上さんは現状では「まだ登りの5合目で、踊り場にある」とおっしゃいます。教育は、マスター・コース、マネジメント・コース、プロフェッショナル・コース、エグゼクティブ・コースの4コースでコースはそれなりに効果はあるが、プラスαがもう一つできていない、ということが低い評価の要因のようです。
  • このプラスαの意味は、マスターコースは2年間のプログラムですが、企業からの派遣者は基本的に1年間です。そのため、1年間で2年間のコースの核になる部分は習得できるようにしていますが、正式な1年間コースを設置するなどの処置ができないか、プロフェッショナル・コースではマーケットや技術の変化によってニーズが多様化しています.そうしたニーズに迅速に対応できるような企画力と実践力をいかに身につけるか……などが課題となっているようです。
井上義次さん



IFIビジネス・スクール02 IFIビジネス・スクール04 IFIビジネス・スクール03
  • 2年のマスターコースでは、1年間で退学する企業からの留学生が半分近くいて、2年目の人材をいかに確保するか……が大きな課題となっているようです。就職では、実業界で活躍されている多くの講師や学内の担当者も企業経験者でもあることから、なかなか高い就職率を誇っています。学卒のビジネススクールとして、企業からの評価も年々高くなっており、就職率は今後も期待できるのではないかと思います。
  • このコースの特徴は、会社にいるとあまり外部の人材と接触する機会がないということから、コース卒業生と講師でネットワークを形成し、ことあるごとに卒業生や業界リーダー、講師を招いて交流の機会を作っていることです。マスターコースの卒業式やクリスマスパーティには卒業生も招かれます。卒業生も、こうした機会を利用して多くの業界人と接触を持つために、忙しい時間の中で駆けつけます。こうしたことがやがて業界活性化の大きな力となるのではないかと思います。
  • また、IFIでは経済産業省の後援を得て、青山学院大学で「ファッション講座」を持っています。履修生は400名を越え、一大人気講座となっているそうです。各界で活躍されている第一線の専門家を招いて、時代の流れ、マーケティング、ファッションを切り口に、実践的な情報を開示する……といったプログラムで、学生から大変に好評のようです。とかく、イメージが先行しがちなこうした領域で、具体的な情報を公開するのは大変に貴重なことといっていいと思います。この業界に先進的に取り組む地道なこうした活動が、人材を呼び寄せることになるのではないかと期待します。
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