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vol.215特集2
都市型の品質・短納期生産に加えて、
中国生産で多様な価格要請に応える
 
株式会社アリエ 代表取締役 河村幸一さん
河村幸一さん
  • アリエさんでは河村社長の言葉「私は工場はいつでも閉めて、ゼロからやればいいと思っていましたが、では従業員はどうするんだ……と考えたときに、私一人の問題ではないと言うことに気が付きました。それで、工場をきちんとやらなければいけないと思いました」……という言葉が印象的でした。
  • このお話は、以下のような流れの中で紹介されました。景気がいいときに、付き合いも広がりゴルフなど遊ぶ機会も増えてきた。そして、バブルが崩壊し、景気がすこし傾いてきても付き合いは減らない。仕事が減って工場は心配になるし、こんな遊びをしていていいのか……と自問したときに、「私は、遊びよりも工場が重要だ」と気が付いて、付き合いを制限して工場経営に真剣に取り組んだ」……ということでした。
  • 同社は、いち早くQRに取り組み、いまでは素材や付属さえあれば、一日でも仕上げる。必要があれば、車を飛ばしてとりに行く……というところまで進んでいます。こうしたことに早く取り組んだのも、工場経営に真剣に取り組む……という態度で時代の流れをとらえた結果でしょう
株式会社アリエ02
  • QRと品質を保証するためには内製化する、在庫をなくし売れる量を作る、生産量は毎日平準化する、裁断・縫製・仕上げの全工程でリードタイムを短縮する……これらは有名なトヨタ生産方式、JITそのものの考え方です。さらに、同社はまとめなど設備を積極的に導入されていますが、これもニンベンのついた自働化を提唱したJITの創始者大野耐一さんの考えそのものです。
株式会社アリエ01株式会社アリエ03
  • お得意先から、仕事を打診されて、断るのは忍びない……ということで、河村さんが取り組んでいるのが<品質、納期、QR、コスト、フルアイテム>の5拍子そろった工場。現在は、品質・納期・QR・フルアイテムは実現していますが、「工賃が安い」と言われて断るのは申し訳ないので、低コストを実現するためにアッツコーポレーションという会社を設立し、中国生産を進めている
  • 「とにかくサンプルを作らせてくださいとお願いしていますが、作らせていただければ、当社の技術力をわかっていただけると思います」と河村さん。提案、サンプル作りはアリエさんの看板になっています。

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