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ここが違う?今元気な日本の工場
難素材・デザインに対応する
高機能を基盤に、
“オンリーワン技術”の工場を実現
村澤繊維株式会社
村澤繊維株式会社
<特徴>
「 ファッション・ビジネスは人々に感動を与えるものです」と村澤さん。それだけに、これまでにあったものを作るのではなく、これまでなかった新しい製品・技術を手がけることに力を入れる……これが村澤さんの特徴といえます。              

<海外展開は・・・>
村澤繊維さんは、生地をパリの展示会に出展したことがあり、見本を欲しいとの依頼もあったそうです。現在でもいろいろなデザイナーさんとの協力で、さまざまな展開が考えられる……とのことです。自社が企画を出す以上に、OEM生産もありうるとのことです。積極的な海外展開……は今後の日本のアパレル工場の重要な課題です。              

<内作化>
田沢湖町にある田沢湖工場では、ほぼすべての工程を自社内の工場で行なっています。ボタン付けなど、素材が特殊であったり難しいものが多く出せない……とのことですが、「産地化して全体が力をつければ工場同士の協力が可能」と村澤さん。行政の協力が求められるところです。              

<最近のトレンド>
最近のファッショントレンドでは、先染めジャガード、プリント、プリーツ、刺繍……など複雑な製品が増えてきています。これらのクイックでは出来ないものが人気になっています。これに対応するためにも、産地化したほうがいいのですが……と村澤さんはおっしゃいます。              

<時代が追いついてきた>
友人からは量産をやるべきだと何度も言われた。
時代が後から追いついてきたようで、多品種小ロットは最初からやっていること。

<技術力が必要・・・>
ヨーロッパの洋服技術と日本ではかなりの差がある。今後まだまだ研究が必要。常に技術向上を図ることが品質の安定となる。生産性向上も重要だが、技術力が背景に無ければ衰退する。

作業風景01 作業風景02

<受注方針>
顧客の要求納期はしっかり守る。このためには無理な受注は行わない。ただし、受けた仕事は必ず納期を守る。顧客も村澤のポリシーを理解されている。年間の受注変動に対しても能力に対して最大110%程度以上は受注しない。

<5S>
工場長の千葉正道さん。村澤さんや同社専務が工場のいない間、工場を切り盛りするのが千葉さん。整理整頓され、すっきりした工場は千葉さんの日常の管理が行き届いている証拠です。

<素材対応>
各部屋に温湿度計を設置。ニットの伸び縮みに対応。解反後の放反は48時間が標準(急ぎでも24時間は厳守)。裁断後パターンと上下の生地を合わせて精度確認。ノッチは外ノッチも利用。芯貼りは用尺は多く必要となるが全面接着後にバンドナイフ。

湿度計 作業風景03

<包装>
ヨーガンレールのパターンは布帛と同様に立体裁断パターンなので仕上げも立体的にしている。包装もボール紙は使わず、大きめの和紙を使ってソフトに畳む。

<得意分野>
ニットでもロングのワンピースやコートは村澤繊維の得意分野    
代表取締役 村澤鋭悟さん
代表取締役 村澤鋭悟さん
秋田工場長 千葉正道さん
秋田工場長 千葉正道さん
 
 

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