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特集:ニット工場1

特集:ニット工場1
「性能の優れたJUKIの設備は、
われわれの製品の高い品質の保証となっている」


申洲国際集団控股有限公司
陳芝芬 副総経理兼製衣部経理

寧波申洲針織有限公司
王仕義 設備科主管

寧波申洲針織有限公司 王仕義 設備科主管
寧波申洲針織有限公司
王仕義 設備科主管
申洲国際集団控股有限公司 陳芝芬 副総経理兼製衣部経理
申洲国際集団控股有限公司
陳芝芬 副総経理兼製衣部経理

 有名ニッティングウエア製造業者--申洲国際集団は、輸出規模が数年連続で国内ニッティングウエア輸出企業および日本向けニッティング輸出企業で第1位にランクされている。
 申洲国際集団は会社創立当初から、JUKIと提携を始めている。「わが集団の急成長は忠実なサプライヤであるJUKIの多大な協力と支持をなしに語れない。JUKIの性能の優れた設備はわれわれが高品質の商品を製造するための保証である」--陳芝芬副総経理は会社の発展経過を振り返ってこう話す。「今後もわれわれとJUKIが提携を続ける大きなポテンシャルと原動力がある。」
申洲国際集団控股有限公司
申洲国際集団控股有限公司

工場の設備は最新のもの
工場の設備は最新のもの

LK-1900A 高速電子閂止めミシン
LK-1900A 高速電子閂止めミシン

MO-6714D セミドライヘッド高速オーバーロックミシン
MO-6714D セミドライヘッド高速オーバーロックミシン

オペレーター:「油漏れがなく、製品のクリーン度が保てるのが利点。操作するときも以前より機械が軽くなったように感じる。」
オペレーター:「油漏れがなく、製品のクリーン度が保てるのが利点。操作するときも以前より機械が軽くなったように感じる。」

優秀従業員の表彰大会
優秀従業員の表彰大会
世界で最も競争力のあるニッティングウエアメーカーを
目指して努力している


 申洲国際集団は織物、染色・仕上げ、プリント、裁断および縫製などの4つ工程をすべて揃え、一同に集め、ニッティングレジャーウエアを主に生産し、傘下の生産企業が計7社ある。縫製工場3社(寧波申洲針織、寧波申蝶時装、寧波甬綿時装),染物工場2社(寧波世興針織印花有限公司、寧波東東印花有限公司),生地生産工場1社(-寧波大千針織品)、さらにカンボジアに縫製工場が1社あり、従業員数は現在合計3万5000人である。集団のコア企業である寧波申洲針織有限公司は、寧波市経済技術開発区の中にあり、敷地面積が2000ムー(約133万m2)、建築面積が60万m2である。
 2005年の売上高は24.8億元を超え、純利益は3.5億元を突破した。2005年に申洲国際集団は香港での上場に成功し、世界的に競争力をもつニッティングウエア加工企業と国際化の目標実現のための一歩を踏み出した。2007年の売上高は36億元に達した。
 会社が創立してすぐに、日本のUNIQLOなどの企業と良好な業務関係を結んだ。近年は重点的にスポーツウエアを発展させ、世界の多くの有名ブランドと安定した提携関係を確立した。製品市場も創業当初の日本市場から次第にアジア太平洋地域および欧米市場まで開拓した。製品、顧客、市場の多様化により企業の経営リスクを低減し、全体的な実力を高めた。
 高品質を厳しく保証することが企業の一貫した方針であり、そのためにJUKIなど先進的な設備と技術を大量に購入、使用している。第2に、「表地の品質が既製服の品質を決定づける最も重要な要素である」との考えから、申洲国際は、専門の表地研究開発チームを設け、かつ建築面積が6000m2に達する国内でトップクラスの表地研究室を設立した。毎年表地の新製品を千種類以上開発し、顧客に上質な製品を製造する強い保証となっている。


日増しに厳しくなる環境の下で
絶えず新たな発展のチャンスを創る


 人民元切り上げの加速化、労働力コストの上昇、原材料の高騰、輸出税還付の低減など、さまざまな要因により、中国のアパレル加工企業が直面する環境は日増しに厳しくなっている。「これはわれわれにとっても、わが企業にとっても厳しい課題である。われわれも不可避的にコスト上昇の衝撃を受けている。大企業にとっては、エネルギー消費、人件費などの面の影響が特に顕著である。」(陳副総経理)—申洲集団も同様に新たな挑戦に直面している。
 陳副総経理によると、「大企業の経営者はみな大船の舵取りのようにまず巨船の航路の安全を維持する。氷山や暗礁に対する洞察力、つまり企業の将来のリスクを分析、予測する能力が必要である」。申洲集団は「内部環境を改善し、外部環境に注目し、発展環境(チャンス)を創る」という方針に基づき、精密な生産を推進し、経営コスト低減と資源利用率アップを図り、環境重視の経営体系の確立に努力することにより、全国およびグローバル経済環境、人文環境からの衝撃を緩和させる。大型アパレル加工製造企業として、申洲集団は環境も非常に重視し、集団傘下の6万トン汚水処理場は全国衣料染色業界における最大の汚水処理システムの1つである。
 国内外の環境変化に対して、一部の欧米企業は生産基地をインド、カンボジア、ミャンマーなど東南アジア諸国に移し始めており、国内の江蘇、浙江、広東などの沿海地区の一部アパレル企業も、さまざまな要因によるコスト上昇のプレッシャーを回避、緩和するために内陸地区に新工場を建設し始めている。申洲集団も2006年にカンボジアのプノンペン市の近郊に生産基地を建設し、現在労働者は2500名である。
 今年の旧正月後、企業はさらに衣服製造部を設立し、製造部門が7つになった。今後さらに外部環境の変化に応じて、絶えず新機軸を出し、生産能力の拡大を検討していく。製品内容の拡充面では、ニッティング以外の製品も検討している。


申洲の急成長はJUKIの多大な協力と切り離せない

 「企業は創業当初からJUKIの縫製設備を使用している。われわれの急成長はJUKIという忠実なサプライヤの多大な協力と切り離せない。JUKIの性能の優れた設備はわれわれの製品の高い品質の保証となっている」。陳副総経理は申洲集団とJUKIが提携した頃を振り返ってこう話す。
 現在、寧波経済技術開発区内の生産基地にある3つの工場でJUKIの設備を合計8000台余り使用している。例えば本縫いミシン(コンピュータ本縫いミシン、二本針本縫いミシン)、オーバーロックミシン、閂止ミシン、ボタン穴かがりミシン、ボタン付けミシン、自動玉縁縫機、自動ポケット付けミシン、自動ネーム付けミシンなど。「JUKI設備は性能と品質が非常に優れている。本縫いミシンの場合、もう7、8年使用しているが、今でも良好な状態を保っている。JUKIの設備を使い慣れると他のものは使えなくなる」。陳副総経理はJUKIの設備を非常に高く評価している。


MO-6700Dが油汚れ問題を解決し、
顧客の上昇し続ける品質要求に適応した


 寧波申洲針織は2006年から徐々にJUKIの高速セミドライヘッドオーバーロックミシンMO-6700Dシリーズを合計200台余り導入し、7つの縫製部の5、6の部門で使用している。設備課の王仕義責任者は「MO-6700Dは油制御面が非常に優れ、縫製工程で最も製品品質問題を起こし易い油汚れ問題を解決した。今は顧客の品質要求がどんどん高まっている。MO-6700Dの使用は、品質の向上だけでなく、コスト低減にもなっている。」と話す。


JUKIのソフトサービスがわれわれにとって非常に有益

 JUKIは縫製設備を提供するとともに、工場診断、管理者研修、プラント設計(新工場流れ作業ライン配置設計)、アタッチメント指導などのソフト面のサービスも提供する。その目的は、工場がいっそうよく工程や設備を設置し、生産効率を上げられるよう支援することにある。
 今年4月、JUKI(重機中国投資)の縫製研究所が寧波申洲針織の生産工程について、1週間にわたり調査の工場診断を行い、流れ作業ラインに対してポイントを突いた問題点を出した。初めて工場診断を受けて、JUKIのこのような方式のソフトサービスに対し「生産効率の向上、作業場管理の悪い面の改善にとって非常に役立つ」と陳副総経理は感銘を受け、「会社は指摘された問題点についてすでに解決策と計画を定め、責任者を指定した。JUKIと一緒にこれらの問題を解決できることを望む」と話す。
 「企業が存続し、発展しようとすれば、まず人の観念を変える必要があり、先進的な管理、先進的な企業文化が非常に重要である。」-申洲集団はJUKIのオペレーターと管理者向け研修を定期的に受け入れている。毎月6日を「標準作業フロー」宣伝日と定め、放送を通じて生産現場のオペレーターに技術知識のアピールを行っている。
 人を基本とする理念に則り、申洲集団は宿舎、工場建屋のハード面の設備を絶えず改善して従業員に良好な生活、作業環境を提供するとともに、従業員の動機づけの面でも多くの時間を割いている。
 今天旧正月の後、全社56名の優秀な従業員の父母が会社の招待を受けて寧波を訪れ、優秀従業員の表彰大会に参加し、会社トップから彼らの息子や娘の働く状況の説明を受け、作業現場、寧波北倉港を見学した。このようにして父母に彼らの子女の申洲での仕事と生活の状況を理解してもらった。これは全社のすべての従業員にとって大きな励ましとなる。
 旧正月の後に設立された新工場、縫製7部の合計2500人のうち80%は現在の従業員の郷里からの紹介者である。「これはわれわれ申洲集団の企業文化と吸引力の現れである」と陳副総経理は非常にうれしそうに話された。

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