jm News Top JUKI Top
jm News Top
中文 About US Site Map 読者登録 jm Top
Seminar
jm News JUKI Magazine Link Q&A Books
展示会 セミナー 新機種 業界情報 過去のニュース

第12回アパレル工業技術セミナーが開催されました
 JATRA主催のアパレル工業技術セミナーが2月23日(火)江戸東京博物館会議室にて開催されました。今回は株式会社デサントで企画開発室室長を勤められていた赤松 茂氏を講師にお招きして、前半:マーケティングの視点からみた「ものつくりの価値と特性」、後半:高分子の世界からみた「繊維の種類と特徴」の一見関連が無いように思われる二つのテーマについて、独自の視点から講演されました。

第12回アパレル工業技術セミナー
第12回アパレル工業技術セミナー 赤松 茂氏
 前半は「マーケティング視点とは」というテーマから始まり、企業におけるマネジメントは理念・目標・戦略・組織の4つから成り立ち、理念に対する目標を具体的にどのように達成するのか、といったことがマーケティングすなわち戦略である。繊維産業では、戦時中有機化学の発達により合成繊維が生産されるようになり、供給が需要を上回った為生産物を残さずに売るには、といった所からマーケティングの考えが出てきた。世の中の競合状態(マーケット)の中で、目に見えるものに囚われず、顧客視点の利益(ベネフィット)を最善の方法で提供することが、マーケティングの基本である。戦略に必要な意思決定の際には「トレードオフ」(二律背反)が必ず起こり、目に見えないどことどこがトレードオフなのかを見抜く目を持つことで問題解決の糸口を見つけることができるが、何を優先させるのかと同時に、"何をしないのか"といった企業の姿勢を決める事も大事である。
 次いで、目には見えない顧客の利益となるものの本質とは何か、日本固有のものづくりとは、という内容に移り、ギリシャの哲学者アリストテレスの考え方に当てはめると、"もの"の本質は設計情報であり、設計情報を最終製品まで流す過程こそが"ものづくり"である。前述のマーケティングに置き換えると、目に見えるものを売っているのではなく、ものが本来持っている目に見えない価値をどのように伝えて売るのか、が販売である。日本は古くから現場力を大事にするものづくりの思想を持ち伝統や技術を重んじ、一つの物を作るのに様々な意見を出し合う。この擦り合わせ文化を見直し、生かしていく事が日本的ものづくりの鍵になってくる。生産現場がどこであろうとも、人間力や伝える力、現場力・設計力が一つになった所に日本本来のものづくり、擦り合わせ技術を発揮できる。また日本には千年を超える老舗企業がたくさんあり、世界に類を見ない。老舗が有するものづくりの知恵や時代への対応力に注目が集まっている。
 最後に、リーマンショック以降の「今望まれるマーケティング」のテーマで、ITを活用した企業とユーザー間の共感型マーケティングや参加型イノベーション(技術革新)に触れました。ものづくりの設計情報に対していかに共感してもらえる企業・人物・ブランドなのか、共感されるような発信がどれだけあるか、ということになってくる。またベストよりユニークな戦略、アウトソーシングからオフシェアリングへオープンな戦略、トレードオフではなく両方もしくは品質も納期も価格もなど3つ以上を満足させるトレードミックスなどを実現することが開発のテーマになってきている。これからは、4S:解決(Solution)、共感(Sympathy)、満足(Satisfaction)、大量の情報交換を可能にするSNS(Social network system)を考える事が今後のマーケティングになってくるだろう、と話されました。

 後半の「高分子の世界から見た繊維の種類と特徴」では、近年増加傾向にある繊維製品品質管理士(TES)を受験する若手社員のために独自にまとめた教育資料の内容を、繊維の仕組みや種類や特徴、また合成繊維の分子結合による性質の違いやそれぞれの繊維の製造工程まで、図でまとめられた資料で説明いただきました。商品の品質に対する消費者の目は厳しく繊維製品に関する知識を持った人材を育成し、不良品や欠陥品が市場に出るのを未然に防ぐために、調達や販売の担当者にもTES資格の取得を勧められました。
JUKI縫製研究所主催「マネジメントセミナー」受講者募集のお知らせ
講座名:
縫製工場プロフェッショナルコース
~現場力に磨きをかける~
期日:
2010年7月27日(火)~30日(金)
場所:
JUKI株式会社 大田原工場 那須研修センター
定員:
23名 ( 定員になり次第、締め切らせていただきます)
参加料:
1名 73,500円(消費税込)(テキスト及び資料・宿泊・食事含む)<宿泊:個室完備>
 国内アパレル生産企業を取り巻く環境は、「海外製品の流入」「海外進出・国内の空洞化」「短納期小ロット生産」など、この10年で大きく変わりました。また近年は逆に「国内回帰」などが言われるようになり劇的に変化しています。この様な中、「アパレル生産工場の経営合理化」「人材育成」の必要性はますます増加しています。
 当コースは、「生産管理」に加えて「国内外の動向」「海外アパレル生産状況」等の最新情報、「変種変量生産対応」等の最新システム紹介など、よりわかりやすくをモットーに実施しております。
 宿泊形式で、講師及び受講者同士でのコミュニケーションの時間を設けるなど、双方向のコミュニュケーションで、個別の工場の問題点に対応できるような形式になっております。

下記Webサイトに詳しい内容と申込ページが掲載されています。
URL:http://www.juki.co.jp/industrial_j/seminar_j/manage_j/index.html
第12回アパレル工業技術セミナーのご案内
 日本アパレル工業技術研究会(JATRA)では第12回目となるアパレル工業技術セミナーを2010年2月23日(火)に開催します。今回は、元(株)デサント企画開発室・赤松茂氏をお招きし、企画開発に欠かせない"マーケティング"と、製品作りに携わる上で基礎となる繊維の知識と特徴についての講義となります。概要は下記のとおりです。

会場:
江戸東京博物館 会議室
期日:
2010年2月23日(火) 13:30~16:50(13:15開場)
講師:
元・株式会社デサント 企画開発室 室長 赤松 茂 氏
テーマ:
(1)マーケティングの視点からみた「ものつくりの価値と特性」
(2)高分子の世界からみた「繊維の種類と特徴」
定員:
100名(先着順)
参加費:
会員 無料、一般受講5,000円
申し込み期限:
2010年2月12日(金)
申し込み・お問い合わせは
http://www.jat-ra.com/seminar.html

Page Top
Copyright JUKI CORPORATION All Rights reserved.