JUKI新製品 高速腕型3本針二重環縫ソーイングシステム(デジタルワークステーション)
「MS-1261A/DWS」を発売
厚地ズボンの縫い品質を向上し、ミシンとアプリの連動で生産を管理する
高速腕型3本針二重環縫ソーイングシステム(デジタルワークステーション)
「MS-1261A/DWS」

MS-1261A/DWS
MS-1261A/DWS
 JUKIは、厚地ズボン縫製において、難工程の縫い品質を向上し、押え圧と送り長さの設定をデジタル化した上、JUKI専用アプリとミシンを連動させることにより生産管理を可能にした「高速腕型3本針二重環縫ソーイングシステム(デジタルワークステーション)MS-1261A/DWS」を国内は9月11日より、海外は9月より発売します。

 このミシンは、ジーンズやチノパン、ワークパンツなどの厚地ズボンの内股や尻合わせ、腰ヨーク付けなどのタコ巻き縫いを行うためのミシンです。これらの縫製箇所は難度が高く、段部による、縫い詰まりや目飛び、縫いズレなどの不良が発生しやすい工程です。

 当機は、押え圧と先引き装置の送り長さをデジタル化し、センサーで段差部分を検知する機能を追加しました。平坦部と段部にそれぞれに適した押え圧と送り長さをコントロールして目飛びを防止し、均一な縫い目ピッチを実現します。また、送り力を強化するため、先引き装置はベルト式を採用し、ジーンズ縫製など、生地が16枚重なる段部縫製も、より確実に生地を送り、縫い詰まりや縫いズレを防止します。加えてミシン頭部の形状を大きく見直したことにより、縫製スペースが広がり、作業性が向上しました。

 当機は、縫製品に合わせたミシンの調整データを、タブレット(Android)で双方向通信ができます。取り込んだデータを複数のミシンへ転送が簡単にできるため、段取り替えが容易になり、工場全体での準備時間を大幅に削減します。また、
 JUKI専用のアプリを使うことにより、タブレット上にミシンの稼動情報がリアルタイムに表示され、生産進捗の管理が容易にできる上、集約したデータをグラフで表示させ、改善活動に繋げていただくことができます。

 当社は、厚地ズボンの縫い品質を向上し、ミシンとアプリの連動で生産を管理する「MS-1261A/DWS」を拡販するとともに、今後も、IoTを活用したソリューションの可能性をさらに探求し、お客様工場のスマート化のお手伝いを行ってまいります。

◆特長
  1. IoTを活用した縫製・ミシン管理
    1. データ管理・閲覧と編集がアプリ上で可能
      縫製品に合わせたミシン調整データは、市販されているAndroidタブレットにより非接触で双方向データ通信ができます。これにより縫製ラインのミシンは一律の設定や状態の確認が簡単にすばやくできるようになり、段取り替えが容易になります。
      操作パネルにはUSBポートも標準装備していますので、データ管理やソフトのバージョンアップも容易にできます。
      *JUKI Smart APPはAndroid OSバージョン6.0を推奨。
    2. JUKI Smart APPにより様々な情報を送信・確認することが可能
      アプリには、管理設定(端末登録)、ミシンデータ(縫製データ) 、問題解決グラフの項目があります。
      問題解決グラフでは、取得した各ミシンデータから生産高グラフ、稼働率グラフなどを作成しますので、現況確認や解析に活用できます。
  2. 段部センサーによるスムーズな送りでより美しい縫い目に
    MS-1261Aは、ジーンズ縫製においてニーズの高い、段部での通過性と目飛び、縫い詰まりに対応したデジタル機能付きミシンです。新型頭部は、段部検知センサーを搭載した押え圧コントロール機能を標準装備し、別駆動のベルト押え圧力と送り長さをデジタル設定できるベルト式デジタル先引き装置との組み合わせで "より美しい縫い目" を実現しました。
    デジタル制御により素材対応が容易になり、厚物素材も高品質で美しい縫いを作ります。
  3. 目飛び防止
    送り軌跡により、針刺し時の送り量を小さくすることで針曲がりを解消。
    ルーパー糸の保持を確実にすることでループを安定させ、ルーパーが的確に針糸をすくい、確実な縫い目を構成します。また、厚物素材の縫製時でも後ろ移動式針受けにより、目飛びの発生を防ぎます。
  4. オペレーターの作業性、省エネが向上
    従来の腕型二重環縫いミシンは、縫い形式から特殊な頭部形状をしていましたが、縫製のしやすさ、生地の取り回し等を追求し、汎用ミシンに似た頭部デザインを採用しました。また、腕型ミシンでは初めての省エネタイプで、高出力なダイレクトドライブモータ化などにより最高縫い速度5,500sti/minを実現し、作業性、メンテナンス性も向上しました。(従来機の最高縫い速度3,600sti/min)
◆発売日
2018年9月

◆製品カタログはこちら

■当リリースに関する問合せ先
JUKI株式会社
縫製機器&システムユニット 事業企画部
石橋 信一TEL:042-357-2375
総務部 総務・広報・環境グループ
林 桐子TEL:042-357-2398


新機種の詳細は、お近くのJUKI販売(株)カスタマーズセンターへお問合せください。

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