若い人材を確保し、技術継承へ
縫製工場は縫いは知っていても、売ることと材料に対する知識が全然ありません。うちでも一番難しかったのは生地の仕入れ。しかし、いずれの市場も量は少ないんですが、需要はあると確信しました。せっかくお話を頂いて断ることは出来ないので、当分は窓口を広くして事業を大きくする中で絞り込んでいこうと考えています。少量ですが、受注販売で直接お客さんに販売するわけですからロスはまったくありません。
これまで工場と消費者は離れていましたが、直接販売することで市場を意識したモノ作りの大切さが分かり、委託加工の部分でも品質や感性が高まります。品質面では、当社はカットソーが主体ですから、伸び縮みする素材に対応するためJUKIさんの「DLD」(本縫い差動送りミシン)と「DLU」(本縫い差動上下送りミシン)を活用しています。婦人服も子供服もフリルやレースが多いので、これらのミシンは欠かせません。それと電子眠り穴かがりミシン「LBH―1700」。カットソーのボタン穴作業は伸び止めのために芯地を貼っていましたが、このミシンは下縫いが入るので芯貼りが不要になると考え、発売後すぐに導入しました。
将来を考えると、やはり若い人材を確保できる工場になっていきたい。それには委託加工だけではなく、オリジナル企画の製造・販売事業を伸ばしていく中で若い人を雇用し、技術を継承していきたいと考えています。
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