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新商品発売のご案内
2007年4月26日 

JUKI1本針本縫ミシンの最高峰モデル。
ダイレクトドライブ高速本縫自動糸切りミシン

DDL-9000Aシリーズ

 
JUKIは、本縫ミシンの基本となる「縫い・送り」を全面的に改良しフルモデルチェンジしたJUKI本縫ミシンの最高峰モデルである、DDL-9000Aシリーズを5月11日より発売致します。
本シリーズはJUKIが誇るフラッグシップマシンであり、これまでもお客様から絶大な支持を頂いておりましたが、進化するJUKIダイレクトドライブ本縫は、お客様から要望の多かった「セミドライ」をあらたにラインナップに加え、微量給油タイプ、セミドライタイプ、完全ドライタイプの、DDL-9000Aシリーズとして生まれ変わりました。
「送り力」のアップ(50%)や「可縫範囲」のアップ(30%)、「縫詰り」や「糸の暴れ、たるみ」防止など、ミシンに求められる要素について、いま一度原点に立ち返り、お客様に満足して頂ける品質を創り込みました。
高性能ながら、使用電力は従来シリーズの1/5に抑えた上に、価格は従来よりも引き下げ、より魅力のある商品になっています。目指したのは「迅速・快適・高効率な作業」の実現。その答えが、使いやすさを追求した形状や使用素材、視認性に優れ調整しやすい構造・配置に生かされています。
◆特長
  -機能性、操作性、メンテナンス性の向上
・アームデザインは、ライト照明が入りやすく視認性の高いDDL-9000伝統のJUKIラインを継承し、さらに使いやすさを追求したデザインとしました。
・送りレバーは人間工学に基づいたバターナイフ形状に変更し、 操作性を向上しました。
・糸取りバネの折損対策として、ゴムダンパーを採用しました。
・キズや縫ズレを防止できる微量押え上げを、操作パネル前面に配置しましたので、頻繁な調整作業も座ったまま行えるようになりました。
・ミシンプーリーは大型でまわしやすく、糸の巻込みをさらに防止して、快適な作業を実現します。
・無段階調整機能を持たせた新規ダイヤルの採用により、精確な縫目長さの設定を可能にすると共に、長期間の使用でもずれのない信頼性を作りこんでいます。
・面部の針棒下メタル部にグリス注油口を設け、直接グリスアップが可能になりました。
・面板形状の改良により、作業頻度の高いゴムキャップの脱着が簡易化されました。指先に掛かる負担も軽減されます。
・プーリーカバー部には溝を作り、セットアップ時に持ちやすく滑りにくい、使いやすさと安全性を追求した形状にしています。
  -縫品質の向上
・送り軌跡・機構の抜本的な改善により、生地端の食い付き性、段部の乗越え性(送り詰りの解消)、極低押え圧縫製での送り力が向上、 従来機に比べ送り力が50%アップしました。極薄素材で生地端から縫い始める場合や、縫い始めの返し縫でも縫詰りがなく、正しい縫目長さで縫製できます。
・可縫範囲が30%アップしていますので、素材や厚みの違う工程を一気に縫い上げても、均一で安定した糸締りが得られます。これにより生地変更時のミシン調整時間も減少します。
  -環境対策
・ダイレクトドライブモーターは、モーターのパワーをミシンにロスなく伝達するため、大きな消費電力削減効果があります。また、振動や騒音が伝達される機構が一切ないため、長時間ご使用されても、オペレーターが疲れない、防振性と静音性があります。
・電装ボックスSC-910Nを使用した場合の1日の平均使用電力量は、エレクトロモーターEC―10B使用時に比べ、約1/5に削減できます。大変経済的で環境にやさしい設計となっております。
◆発売日
  2007年5月11日
◆カタログ
  >>DDL-9000Aシリーズ PDFカタログ
◆当リリースに関するお問い合わせ先
  総合企画部広報・IR室        03-3480-1742
工業用ミシン事業部営業推進部  03-3480-2357