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レーヨン混素材のアタリをうまく修正するには

ここ数年レーヨンの2者混、アセテートとの3者混といった素材が増え、アイロンによるアタリ・テカリの直しに手間がかかります。よい対策を教えて下さい。

レーヨン混だけでなく、多くの新素材に同様の問題が生じています。これらの素材では、仕上げで強圧をかけられないぶん、縫製工程中で充分に縫い目割りやくせ取りをし、製品を作りこむ必要にも迫られます。ここでは、中間プレスで生じたアタリ・テカリの仕上げ工程での対処法を中心にお話しします。

対策

 

全般に蒸気を極力少なくし、あまり圧をかけすぎないことが肝心です。

<プレス機仕上げの場合>

  1. プレス機の下ゴテパットや上ゴテスクリーンにテトロンメッシュなどのアタリ防止効果のある素材を使う。
  2. コテパットに柔らかいタイプのスポンジを利用する。
  3. 上ゴテの加圧がソフトに行え、下ゴテからエアブローできるプレス機を使用する。

<アイロンの場合>

  1. バキューム吸引せず、アイロンの蒸気をあてる。または、エアを吹き上げながら蒸気をあてる。
  2. 必要により、アイロンを布地から離してからバキューム吸引して水分を抜く。素材によってはこのアフターバキュームだけでアタリがでるものもあるので注意する。
  3. コテパット、アイロン台や馬のマットに柔らかいタイプのスポンジを利用する(二枚重ねて使用するとさらに効果的)。ソフトタイプのマットは耐久性にやや劣りますが、アタリのでやすい素材をソフトに仕上げるには適しています。