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ガードル当て布付け工程で布ズレを防ぐには?

ガードルの当て布付けなどの千鳥縫い工程で、ズレやすい素材を使用した時に生じる縫い上がり時の布ズレ(位置ズレ)や膨らみを防ぐために、オペレーターの高度なテクニックを必要とします。何か簡単に行える方法はありませんか?


原因

 

当て布付けや補強布付け工程部に使用される素材は、もともと、滑りやすく、伸びやすいものを使用しており、さらに複雑なバイヤス地となりますので、「布ズレなし」で縫製するには高度な縫製技術と調整を必要とします。この「布ズレ」は、下送り機構のミシンの宿命であり、下布地が多く送られてしまうために生じるものです。



図1 布ズレと送り歯の傾きの関係

対策

 

LZ-2280NUシリーズ<布ズレ防止仕様>をご使用いただくことで、簡単な調整で布ズレを防止することが可能になります。
LZ-2280NUシリーズは、従来と同じ下送り機構のミシンでありながら、総合的に布ズレを防止できる仕様を持ち、送り歯の傾きを変えることで、上布に対する下布の送り量 を増減できるようになっています。
NUシリーズでは、熟練オペレーターさんが手でコントロールしていた布ズレをミシンが機械的に行いますので、未熟練の方でも工程を担当することができます。
また、ガードル以外にも、ブラジャーカップのはぎ縫やテープ付け時のテープ斜めジワなどの防止にも効果 があります。

(1)補強布付け (2)ウエストゴム付け (3)当て布付け (4)裾レース付け
(5)補強布付け (6)当て布付け (7)ゴム付け(第一工程) (8)カップ接ぎ部テープ付け
図2 主な対象工程

図3 布ズレの比較
<仕様>
機種名(糸切りなし) LZ-2280NU LZ-2286NU LZ-2288NU
機種名(自動糸切り) LZ-2280NU-7 LZ-2286NU-7 LZ-2288NU-7
縫形式 2点千鳥縫 4点千鳥縫 カム交換式
最高縫速度   4500針/分  
最大針振り度 5.0mm 10.0mm 5.0mm
最大送り量 2.5mm 2.5mm 2.5mm

(注:従来、布ズレをなおす機構として「上下送りミシン」がありましたが、調整が難しく、ファンデーションのようなハンドリング重視の工程には適していません)