ホームカスタマーサポートJUKIマガジン/jmニュース縫いのヒント > ブラジャーのボーン付け縫製での針折れを防ぐには

ブラジャーのボーン付け縫製での針折れを防ぐには

ブラジャーの裾ゴム伏せ縫い工程で、シワや折れ曲がりを防ぐための補強として、一般にプラスチック板(以下ボーン)を縫い付けますが、そのために針が折れて困っています。効果的な対策を教えて下さい。


問題

 
  ボーン(図表1)が固いため、針が真っ直ぐ貫通できず、針先が曲がってしまうために以下のような問題が生じます。

図表1 ブラジャーのボーン
  1. 針板上で針が折れる
    針先が針板に当たって折れてしまう。この場合には、針板上に傷が残ります。
  2. 針板下で針が折れる
    針先が針板穴には入るが、釜に当たって折れてしまう。
    針先が図表2のように内釜止めネジ凹部に当たり針が折れる。

図表2 釜と内釜止めネジ凸部

対策

 
 
  1. 針板上での針折れ対策
    1)針曲がりの少ない針を使う
    ・より太い針を使用する。
    ・曲がりの少ない特殊針を使用する。シュメッツ針ならServ7針、オルガン針ならNY針など。
    2)針板針穴を大きく、かつ角度をつけてテーパー状にして当たりを防ぐ。
  2. 針板下での針折れ対策
    1)針が釜部に落ちるとき、針先が内釜止めネジ凹部に当たらないように、グラインダー等でネジ穴の凹部を平らに修正する。修正後はバリのないようにきれいにする。
    2)新しい改良釜を使用する。
    LZ-2280Nシリーズ釜は、針下付近に内釜止めネジがないようにJUKI独自の改良が加えられています。(写 真1)これをご利用いただくと、針折れの心配はなくなります。
    (釜品番:22525869)

写真1 LZ-2280Nシリーズ釜