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化繊系の細糸で返し縫いや落とし縫いをする時に発生する糸切りを防ぐには?


1本針の本縫自動糸切りミシンで、ポリエステルやナイロンなどの化繊系の細糸(#60、#80)で、連続した返しぬい(図1)落し縫い(図2)を行うときに、糸切れが発生しやすい。対策は?

図1 図2

原因

 
  返し縫や落し縫いの場合、釜の内釜押えのつの部から外れた糸がたるみ、あばれなどを発生しやすく、そのために針糸のループ形成に悪影響を与えて糸切れが起こることになります。
 

対策

 
 
1.糸取りバネ
ストローク標準7~8mmを10から12mmと大きくします。下糸張力は上糸張力によって変化しますが、極力弱い状態(10g~15g)に調整します。バネは薄物用を使用してください。

2.針の取り付け角度
現状の状態から針をほんの気持ち左に回してください。
(注)針を回しすぎると、目とび発生の原因となるのでご注意ください。
3.針棒糸掛け
品番110-35409(Tタイプ)を使用します。
4.アーム糸案内B(面積装着)
品番113-80508を使用します。

*これらの4方法の中で、もっとも有効なのは1、3です。導入に際しては1、3の方法からの検討をおすすめします。