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防水加工をした中綿繊維で目とびを防ぐには

スポーツウェアなどの縫製で、ポリウレタン処理の防水加工をした中綿を縫製するときに目とびが発生しやすい。対策は?


原因

 
  この場合、目とびが発生するのは、図1のように布地をセットして縫製を始めたときに、表面 のポリウレタン膜が粘りつくために針の貫通が悪く、布地が図2のように針板針穴部に入ってしまい、針糸のループ形成ができなくなるためです。
 
図1 図2
 

対策

 
 
1.使用針
可能な限り細番手の針を使用します。「スリムポイント」針、あるいは針先の粘着防止のためには化繊スーパー針を使用します。

DB×1S #□A:本縫用
DB×1KN #□A:本縫用
DB×1SF #□A:本縫用
DC×27SF #□A:ロック用
 

2.針板
針穴径の小さなものを使用し、記事のペコツキを防止します。

品番 110-28008(φ1.9mm):本縫標準用
品番 110-74002(φ1.6mm):本縫薄物用
品番 D1109555D0W(φ1.3mm):本縫薄物用

3.釜タイミング
標準のタイミング(針棒刻線通り)に対して、0.2mm~0.5mm針棒を下げ、その状態で釜タイミングを調整し、針糸のループを大きくします。
このとき、針と針剣先の隙間をできるかぎり小さく調節してください。